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2018年の三重大学アメフト部のチーム目標は、
東海1部リーグ昇格である。

これは、私が現役選手だった15年程前と同じなのだが、
4回生で主将を務めていた頃に、
そもそも「なぜ1部リーグに昇格したい。」のかを
真剣に且つ深刻に考えさせられたものである。

深刻にというとやや違和感を覚える方がいるかも
しれないが、当時の私にとっても現チームにとっても
やはり深刻な問題なのである。

というのも、関西学院大学のような強豪校であれば、
入部する部員たちは、日本一のアメフトチームに
なることを夢見て(とまで行かなくても、そのような
チームであるという認識は最低限持った上で)
アメフト部の門をたたくことになると思う。

従って、そのようなチームにおいては、
全体の意思統一を図った上で、
目標達成に向けた行動をとりやすい。

しかし、三重大学に入学してくる学生たちは、
そもそもアメフトというスポーツすら知らず、
4月の勧誘活動の勢いで入部してくる者が大半である。
必ずしも東海1部リーグに昇格するために入部した
訳ではなく、個々のニーズに応じて
入部を決意してくるのである。

従って、「東海1部リーグ昇格」という目標達成の
ためのプロセスが、個々のニーズを満たせているのか
という指標は、とても重要な要素になる訳である。

この要素をないがしろにして、ひたすら目標達成を
ごり押ししてしまうと、部員は退部してしまう。
個人の必要性が満たされない組織に残っていても
仕方がないということだ。

学生時代の私は結局この答えを見出せないまま、
大学生活を終えることになったのだが、
今でも、「何で1部リーグに昇格したいのですか?」
と後輩に聞かれたことを想像すると恐ろしい限りである。

さて、そんな私に「チームの行動理念について」
考えるための道筋を与えてくれたのが、こちらの動画、

なぜから始めよう
― 優れたリーダーはいかに行動を奮い起こさせるか
| サイモン・シネック | TEDxPugetSound

詳細は、動画を見ていただきたいが、
個人的に参考になった部分をまとめてみると、

1.優れたリーダーは、何を(What)→どのように(How)→なぜ(Why) の順に中心へ向かうゴールデンサークルのど真ん中から外側に向かう。(要は、なぜから主張するということ。)

2.キング牧師は、「私には計画がある・・・。」と発表したのではなく「私には夢がある・・・。」という信念を主張して、大衆を引き寄せた。

これを参考に考えてみると、

「こういう練習をこのような方法で行うと
東海1部リーグに昇格できる。
だから、みんな足並み揃えて頑張りましょう。」

ではなく、

「いつの日か東海1部リーグに昇格を果たした、
その延長線上に、こんな素敵なチームが存在している。
だから今、このような方法論を選択して、
こんな練習(その他活動)を継続していこう。」

と主張することが大切で、そうすれば、
自ずと、その理念に共感した人材が組織に集まって、
共通の理想を実現するために行動を共に
してくれる訳である。

以上、それらしい理屈をまとめてみたが、
今の私には、理想のチーム像がおぼろげながら頭の中に
存在するだけで、それを具体的にわかりやすい言葉で
表現することが出来ない。

「アメリカンフットボールは日本ではマイナーなスポーツである。
それゆえに、他のスポーツと比べて日本一になりやすい
集団スポーツ競技である。」

「アメリカンフットボールに大学生が従事することは、
教育的観点から見ても、とても有益な事である。」

と言っても説得力があまり無いし、インパクトが伝わらない。

そういうことを考えていくと、私は優れたリーダー(指導者)と
言うには程遠く、まだまだ修行が必要だと思う次第である。

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