偏差値競争によって強いられた学習習慣は物理教育を困難にする。 次の文章は、 科学をどう教えるか: アメリカにおける新しい物理教育の実践 丸善出版 2012-06-27 の宿題に関する記述を抜粋したものである。 まずこちらから目を通していただきたい。 1.学生たちの授業に対する意識と物理の問題を解く実力について 【抜粋1...
アーボに食料を与えることを考えるの巻き。 自宅のベランダに突如、ヘビ(アーボ)が現れ、鳩除けネットから見事救出に成功した翌日。流石に野生に帰っているものと思いつつ、ベランダの隅を確認してみると、 まだいた。 彼は一体何者なのか?? どこからベランダに侵入してきたのか?? 気になったので、ネットで調べてみたところ 外見と...
高等学校理科、新学習指導要領について 平成31年より新学習指導指導要領が先行実施されます。理科に関しては、教科や学習内容に大きな変更はありませんでした。 しかし、指導内容については、特定の単元において原則生徒実験を実施することが追加で明記されています。実験内容については、現行の教科書にも掲載されているものばかりですが、...
日常生活における経験により、学生は物理現象を誤解していることがある。 学習は現実の個人的経験と結びついてこそ、より効果的で強固なものになりやすい。 したがって、学生が現実の物理現象に関するどんな知識や推論を授業にもちこんでくるかを我々教員は理解しておく必要がある。 学生は物理の問題について推論する際に、今までの日常生活...
白山高校の東拓司先生は、本当にすごい方だと思うけど、一体マスコミと世論はどこに向かいたいのかよくわからない。 草だらけ練習場・投球マシンなし「雑草軍団」白山の軌跡 県内外で年150試合以上の練習試合を組むなんて、ブラック部活の典型だし、エアコンの効かないマイクロバスで移動したらダメではなかろうか。今年の夏だったら熱中症...
AI vs. 教科書が読めない子どもたち 著:新井 紀子 東洋経済新報社 2018-02-02 において、著者の新井紀子さんは、シンギュラリティ(技術的特異点)が、訪れることはないとしている。 詳しくは、著書を確認していただきたいが、どれだけ性能が向上しても、コンピュータは、根本的には四則演算を元に動く計算機であり、計...
いじめ問題 教師として生徒たちと関わっていく上で、必ず直面する問題であると言っても過言ではありません。私も数年前、担当していた学年において、いじめに発展しかねない生徒たちの軽はずみな言動を懸念する時期がありました。そんな時に、「いじめ」とはいったい何なのかと自問自答するなかで、一定の結論に至りました。 1.私が考えるい...
高校物理の授業づくりを提案する(前編) の続きとして、今回は、 「気体中にある物体にも浮力がはたらくことを経験してもらう。」 ための具体的な授業づくりの進め方についてお伝えする。 3.具体的な授業内容(案) 生徒に対して行うべき授業展開の方針が定まったところで、 「気体中にある物体にも浮力がはたらく」という事実を生徒た...
今まで3回に渡って、物理教育がいかに困難で あるかをお伝えしてきたが、困難というか 出来ない理由を述べていても建設的ではないので、 今回は、生徒たちが物理学を理解できる可能性が 比較的高くなるような授業モデルについて 議論していきたい。とは言っても、現在私は、物理を専門に授業を 行っていないので、実践報告ではなく、 あ...
大阪市の吉村洋文市長は、教育現場の事情を全く理解していない。 大阪市意向に校長「むちゃくちゃ」 賞与に学力調査反映 たとえ教師の授業力が上がったとしても、子どもの学力が向上しないこともある。 例えば、片親で尚且つ収入が学生のアルバイト並しかない家庭だって中には存在する。そのような家庭では、家計を支えるだけで精一杯で、家...