現役教師がお薦めする教育書籍ベスト4!
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彼是、教壇に立ってから10年以上の歳月が過ぎ去りました。

教師になってから10年目に差し掛かる頃に、

私は、ようやく教師としての自我を確立し、

自信を持って学校生活が送れるようになりました。

しかし、そこに至るまでは苦難の連続でした。

どうすれば、クラス運営が円滑に進むのか?
どうすれば、もっと授業が上手く進められるのか?
どうすれば、生徒たちに指示が上手く伝えられるのか?

等々・・・。

彼是、教育関係の書籍を中心に100冊以上の書物を読み漁り、

参考となる部分を少しずつ取り入れては、

教育現場で実践し、自分自身の経験と技術に昇華していきました。

今回は、その中でも特に印象に残った4冊の書籍をご紹介します。

 

中学の学級経営―黄金のスタートを切る“3日間のネタ”110
中学校向けですが、高等学校でも応用できる部分がたくさんあります。

5年間、教員採用試験に挑戦した後に、私は、正規の教師として採用されました。その翌年に、初めてクラス担任に任命されてから数年間、「クラス担任の役割とは何か?」、「クラス担任として生徒たちとどのように向き合っていけばいいのか??」と、明確な結論を出せないまま、生徒たちとの良好な関係を築けずにただひたすら自問自答して、苦しむ日々をシャットアウトしてくれた良書です。

私にとって目から鱗だったのが、次の2点です。

1.生徒たちを叱る時の明確な基準 
2.クラス開きをしてからの3日間の過ごし方

この書籍に出会うまでの私は、

ただひたすら生徒の粗さがしをしては、

注意するだけの教師であったように思います。

しかし、クラス開きをしてからの3日間に

(これを黄金の3日間と言います。)

生徒たちを褒めることなど、

生徒との接し方に変化を与えられるようになりました。

詳しくは、以下の記事を参考にしてください。

黄金の3日間などの記述については、

他の書籍でも参考にできますが、

その他の項目についても為になる内容が記載されているので、

まず1冊どれを購入しようか迷っているのであれば、

こちらがお薦めです。

授業の腕をあげる法則 (教育新書 1) [新書]
授業の腕をあげる法則 10か条がとても重宝します。
第1条 趣意説明の原則、第2条 1時1事の原則、第3条 簡明の原則、第4条 全員の原則、第5条 所持物の原則、第6条 細分化の原則、第7条 空白禁止の原則、第8条 確認の原則、第9条 個別評定の原則、第10条 激励の原則 の10個の原則は、授業の腕をあげるだけでなく、学校現場のあらゆる場面に活かすことが出来るのでお勧めです。

1985年6月1日に発行されてから30年以上が経過しておりますが、

今尚色あせることない技術を目の当たりにして、

向山洋一先生に対して、畏敬の念を抱かずにはいられません。

発問上達法−授業つくり上達法PART2−
授業の基本的な組み立て方を学べます。
「教師の授業における言葉、「発問」「指示」「説明」そして「助言」を、あなたはどれだけ意識して使ってきただろうか?」という問いかけから始まり、授業の組み立て方について学ぶことができます。また、授業計画だけではなくタイトルの通り、発問の与え方やその内容についても説明がなされているのでとても重宝します。
私は上記を次のように解釈して自分自身の指導案に反映しました。
A:1時間の授業における到達目標を達成する
ために、
B:15分程度で構成される3つのテーマ(提言)
を設定し、
C:それぞれのテーマに対して3~5分程度の
具体的な学習内容(助言)
を設定する。
そして、各テーマと学習内容については、

①生徒たちに何を理解してもらうために、

授業者は「説明」を与えるのか?

②生徒たちに何をさせるために、

授業者は「指示」を与えるのか?

③生徒たちから何を引き出すために、

授業者は「発問」を与えるのか?

の3つを明確にして、間延びした授業にならないように配慮しつつ、
常に何を目的に授業をしているのかが把握できるようにしました。
詳しくは、こちらの記事を参考ください。

こちらの書籍も1988年4月1日に発行されてから、

30年以上が経過しており、

 

残念ながら大西 忠治先生はご存命ではありませんが、

 

この書籍を通して、大西 忠治先生の

授業に対する崇高なる探求心を学び取ることが出来ます。

野生の教育論――闘争心と教養をどう磨くか
教育書籍とはジャンルが少し異なるので☆3つとしましたが、本書の内容は☆5つの名著です。
三重大学アメリカンフットボール部のコーチとして在籍していたかつての私は、今の選手たちと自分自身の現役時代とを重ね合わた上で、練習に対する取り組む姿勢や、1つ1つのプレーに対する気迫を求める傾向にありました。しかし、それは精神論や根性論を求めているに過ぎないということに、この書籍との出会いを通して、やがて気付くことになりました。
さらなる向上心や探究心、チャレンジ意欲を促し、引き出すための野生である。
もっと言えば、「負けてたまるか! 」という強い闘争心や反骨心と、教養と知性を兼ね備えてこそ、私が求める“真の野生"なのであり、これからの日本に必要なのは、そういう野生だと私は信じているのである。
上記について、野村克也氏自身の経験談を中心に語られているので、とてもよく腹に落ちます。
本書にある、「闘争心が教養を誘発し、教養が闘争心を煽り、持続させる。」は、スポーツ競技を指導する際の私自身の座右の銘として心に深く刻み込んでいます。

私は、この書籍に出会ってからは、

根性論より方法論を意識するようになりました。

 

授業内容が定着しないのは、

生徒たちの取り組む姿勢の問題だ!

と、生徒たちに責任転嫁したくなる気持ちをぐっとこらえて、

では、どうすれば生徒たちの姿勢を

変えることが出来るのか?

と、自分自身の問題に置き換えて

考える習慣をつけられるようになりました。

他にも素晴らしい教育関係の書籍は、たくさんありますが、

今回ご紹介した書籍が皆さんのお役に立てたら光栄です。

 

◎授業の基本的な技術や授業についての記事は、

こちらを参照ください。

◎教育に関するテーマはこちらからどうぞ。

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