4月の年度初めは、ホームルームの時間が多く設定されています。

この時間を生徒との面談に利用する先生も見えますが、1対1の面談をしていると残りの39名の生徒がほったらかし…というか空白の時間を与えてしまうのが、私は個人的にあまり好みません。

それに加えて、面談をしたところで、生徒の進路意識が明確になるわけではないので、あまり費用対効果の観点から効率が悪いように感じます。(これは、私のコーチング能力が低いことが原因かもわかりません。)

今日は、少し時間を持て余していたので、1時間レクリエーションの時間に費やしました。そして、明日も30分程度、時間が余る見込みです。今日は、クラブ紹介の時間と重なっていて、新入生にクラブ紹介する予定の生徒たちが不在でした。その生徒たちの不利益にならないような内容設定として、残ったメンバーでレクリエーションすることにしましたが、さすがに「明日も…!」となると、遊びすぎな感が否めません。

そこで、私から生徒たちへの進路学習として、「人生攻略ロードマップ」について語ることにしました。

「個」で手に入れる「10」の独学戦略 人生攻略ロードマップは、迫佑樹さんの著書で、若くして年商10億円以上を稼ぐ経営者となったご本人が、そのきっかけとなるエピソードから10億円を稼ぐ経営者になれた道筋を10のステップに細分化した内容です。私が、この書籍に出会ったのは、退職を決意してからになりますが、この本のおかげで先行き不透明だった今後の方向性が明確になりました。

そこで、明日のホームルームの空き時間に、退職後にどのような人生を歩むつもりでいるかを説くと共に、生徒たちには企業に就職することだけが全てでなく、多様な生き方があることを知る機会とすることにしました。

世の中の価値観と豊かな人生を送ること

世の中には、次のような価値観があります。

1.お金は汗水垂らして稼ぐものだ
2.安定した職業につくのが正義だ
3.やりたいことを見つけるのが大事だ

それに対して迫さんは、次のような価値観を提唱しています。

 

1に対して

必ずしも「汗水垂らして稼ぐ必要はない。ただし、何をするにもお金は必要になる。まずは「経済的不安」をなくすべし

 

2に対して

「組織に属すること」で安定を得るのではなく、「自らのスキル」で安定を確保すべし

 

3に対して

「やりたいこと」が見つからないのは、「やれること」の幅が少ないから。お金や時間の制限を取り払って自由度を高めれば、自然と「やりたいこと」が見つかる。

賛否両論あるとは思いますが、私はこの価値観に肯定的な立場で、

特に「安定した職業につきたい」と漠然と理想を描く生徒たちに対して、「自らのスキル」で安定を確保すべし!

とは、まさに生徒たちに向けて投げかけてやりたい言葉でした。

「やりたいこと」が見つからないのは、「やれること」の幅が少ない…

私なら、この価値観に続けて、

だからみんなは学校に来て勉強しているのだ。

と、言ってやりたいし、

勉強だけでなく、クラブ活動についても同様です。

もしかしたら、高校生であるときが、最も「お金や時間の制限が取り払われて自由度が高いとき」

かもしれないので、

やりたいことにがあれば、全力で取り組むべきである!

と訴えたい。

そもそも、安定した職業について、汗水垂らして働いてたくさんお金を稼いだとしても、毎日時間に追われ、心身の健康を損ねていたら、豊かな人生は送れない。

豊かな人生を送ること、つまり「人生を攻略」するとは、「人生においてあらゆる自由度が最大化された」状態であり、次の4つが満たされると達成されることである。

・お金の心配を一切しなくていい   (金銭的な自由)
・時間的な余裕がある        (時間的な自由)
・嫌だと思うことを一切しなくていい (精神的な自由)
・心身ともに健康である       (身体的な自由)

「人生攻略ロードマップ」 10ステップ

迫さんは、自身の人生を攻略するために10個のステップを踏んできました。

ステップ1:自分の「必要収入」を洗い出す
ステップ2:「ゼロイチ」で稼ぐ経験を積む
ステップ3:「ベーススキル」を高める
ステップ4:獲得したベーススキルを「収益化」する
ステップ5:SNSで「ライトな発信」をする
ステップ6:ブログやYouTubeで「ヘビーな発信」をする
ステップ7:一部作業を「外注化」して仕事量を減らす
ステップ8:自分の仕事をゼロにして事業を「自動化」する
ステップ9:事業を「分散」する
ステップ10:余剰資金を「資産運用」する

それぞれのステップについて、具体的なことを、私自身の現状もしくはこの先の見通しをもって説明していきます。

ステップ1:自分の「必要収入」を洗い出す

今の私の必要最低限の生活費を洗い出すと、次のようになります。

月5万円もあれば、現状が維持できて、10万円あれば、遊興費を含めて生活水準を落とさずに生活できます。
手取り14万円あれば、貯金だってできます。ここ数年間、ジムの会員や不要な保険を解約するなど生活費の見直しを図ってきました。必要収入を少なくするということは、一時的に職を失う私にとっては大切なことです。

ステップ2:「ゼロイチ」で稼ぐ経験を積む

コロナウイルスが蔓延して、1回目の緊急事態宣言が発令されたとき、一部で食糧危機がささやかれていたので、私は、実家の畑にサツマイモを植えて育てました。この収穫したサツマイモを家族だけでは食べきれなかったので、メルカリで販売することで、自らの手で稼ぐという経験をクリアしました。

ステップ3:「ベーススキル」を高める
ステップ4:獲得したベーススキルを「収益化」する

昨年の3月、学校が休校になった時に、私はオンラインのプログラミングスクールを受講しました。それは、この先、自分自身がプログラミングスクールを開講することを見据えてのことです。

ステップ5:SNSで「ライトな発信」をする
ステップ6:ブログやYouTubeで「ヘビーな発信」をする

SNSは、広告であり資産です。将来的にプログラミングスクールを開講したとしても、その存在を認知されなければ、受講生が集まってきません。そこで、SNSやブログYouTubeで地道にフォロワーの獲得に努めていきます。

ステップ7:一部作業を「外注化」して仕事量を減らす

プログラミングスクールの受講生が増えてきて、経営が軌道に乗ってきたら、私はアルバイトを雇います。もうすでに優秀なアルバイトの候補は決めてあります。

私は現在、三重大学アメフト部のコーチをやっていますが、彼ら彼女たちの高単価のアルバイト先として、業務を分担します。

ステップ8:自分の仕事をゼロにして事業を「自動化」する

私が退職を決意した理由の1つに、「仕事に割く時間を自分でコントロールしたい」ことがあります。
自分は、楽をしたいから働きたくないわけではなく、「何らかの形で社会に貢献したい!」という意欲はあります。

もしも、この段階まで進んできたら、私はアメフト部のコーチとして十分な時間を確保するために、仕事量を調整することになります。

ステップ9:事業を「分散」する

時代の変化は年々激しくなっていきます。1つの事業を安定させたからと言って安心はできません。事業を多角化して、変化に対応しないといけません。私は、今まで10年以上学校現場で理科を教えてきたので、科学実験教室を開講することも考えています。そうすると、プログラミングスクールに加えて、スポーツ指導者としての事業と科学実験教室の3つの事業を展開することが見えてきます。

ステップ10:余剰資金を「資産運用」する

資産運用は守りの手段です。今まで、自分自身の理想を話してきましたが、実現できるかどうかはやってみないとわかりません。プログラミングスクールを軌道に乗せるだけでも3年以上かかるかもしれません。したがって、それまでの生活を保証する手段を事前に講じなければなりません。

昨年から、株式の購入を始めました。株は、その時々によって、価値が大きく上下するので、買い方には注意しないといけません。しかし、その危険性と適切に向き合いながら、株を取得していくと、定期的に食事券や配当金がもらえます。

私は、この食事券や配当金を今後の生活の足しにします。

このようなステップを想定してみて、実際に挑戦して駄目だったら、もう一度教員になればいいだけです。

上手くいくかどうかはわからないので、不安はいっぱいですが、たとえ失敗して上手くいかなかったとしても、何もやらずに後悔する人生よりは、まだ納得のいく生き方ができると思っています。

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