教育困難校に初めて勤務する方はそれなりの 覚悟を持っておかないといけません。 そのように言われても、 これから教師を目指す学生さんには あまりイメージ出来ないのではないでしょうか。 私もその一人でした。 それもそのはずです。 教師を目指すということは、もうすでに大学に通って、 教員免許取得のための単位を修得したり、...
先に申し上げると、日本大学アメフト部の内田前監督は、指導者として最低だと私も思います。 と早速、内田前監督をこき下ろしてますが、今回は内田前監督を取り巻く環境から、今年5月に起きた日本大学アメフト部発の悪質タックル問題について、私の思う所をお伝えします。 今年の5月に起きた日本大学アメフト部のいわゆる悪質タックル問題は...
11月も終盤に差し掛かったある日のお昼頃、前任校のサッカー部に所属していた生徒から、 「無事試験に合格することができました!」 と突然メールが届いた。その一報に、私も 「おめでとう。後は卒業を待つだけだね。」 「最後まで充実した高校生活を送ってな。」 と、素直に喜びの気持ちを伝えた。 「もう既に学校を去った私にも合格の...
教師の校務負担削減は緊切の課題です。 私自身もかつては精神的に余裕の持てない状況下で、 何年間も教壇に立ってきました。 教育現場での負担過重は、 行き過ぎた進学指導やクラブ活動による業務肥大であったり、 モンスターペアレントや問題行動を起こした生徒との対応など、 現場によって原因は異なります。 それだけでなく、校内組織...
毅然とした指導というのは、教師が生徒に対して意識することではなく、大人に対して意識するべきものであるように感じます。 今朝の記事このようなものがありました。 「“部活未亡人”ってこういう事か」 日本の教師の世界一多忙な姿〈AERA〉 教師がとても大変であることを世間に訴えてくれるのはありがたいのですが、個人的に引っ掛か...
教師の校務多忙と合わせてクラブ活動への外部指導者の採用に関する記事を最近目にすることがあります。 朝出勤して、授業の準備をして、授業をして、授業が終わったらクラブ活動を指導して、クラス担任であれば、その後必要に応じて家庭連絡、そして家に帰れば課題の添削等々、あらゆる負担が教師にのしかかり労働災害が起こってしまうのもや...
教科指導と生徒指導について 教育困難校における教科指導能力の中には、自身の専門教科を教えるための授業力に加えて、生徒たちを適切な方向へ導いていく生徒指導力が含まれます。 高等学校に入学する生徒たちは、高校入試において、学力検査での試験結果と中学時代の学校生活の評価、つまり内申点によって振り分けられます。仮に、素行不良で...
はじめに 授業の基本シリーズNo.3において、 実験室で授業を実施するのはとても難易度が高いことをお伝えしました。 今回の授業の基本シリーズでは、 過去に実際に行った赤ワインの蒸留を題材にとして、 教育困難な生徒のいるクラスにおいて、 どのような配慮を施していけば実験授業が 成立しやすくなるのかをお伝えしていきます。 ...
これから豚足の骨格標本を作ります! 前回の記事「豚足を調理 | 豚足の骨格標本を作ろう!①」に引き続き、今回は豚足の骨に付着している細かな肉や軟骨を取り除いていきます。 これから、次の工程で作業を進めていきます。 1.豚足をポリデントにつけて肉を溶かす。 2.豚足をベンジンにつけて脂を抜く。 3.豚足をオキシドールにつ...
前回、スポーツにおけるパワハラ指導者の権威が確立される仕組み! と題して、パワハラ指導者に焦点を当てて、当人の権力が安定的に構築されてしまう構図についてお伝えしました。今回は、このパワハラ体質によって組織内に悪循環が生じる仕組みについて、私なりに論じてみたいと思います。 ■はじめに 議論の出発点は、前回の記事を参考にし...