明日が高校入試の合格発表ということは、それまでに合否判定の会議が行われている訳でして、その会議の時だけ、受験生の内申点やら学力検査結果のデータを目の当たりに出来ます。
そこで、とりあえず合格者が決まるわけですが、それと同時に来年度のクラス運営の難易度も確定する訳です。
先週から人事異動の内示が発表されて、来年度の教職員の陣容が固まって来たので、誰がどこのクラスを担任して、どこの分掌になるのかを勝手に想像して割り振ってみるわけですが、その厳しいクラスは「?」でした。
たぶん私が残留してたら、ほぼ高確率でそのクラスに配置される訳ですが、私の後任は常勤講師の先生なので、それが出来ないという不確定要素が作用してます。
ただ教員数は多いので、適任者がいないという訳ではなくて、単純に誰を配置するのが最適なのかが今のところ不明なので、これは後々協議されていくのでしょう(もうすでに為されているのか…??)。
ほぼ100%厳しいクラス運営が求められることが分かってて、その時に「このクラスを担任できるか??」って聞かれて、2つ返事で「はい!」って返答するのはなかなか勇気がいることです。
ただでさえ、煩雑な業務が多いクラス担任に、更に生徒指導ないし教育相談的な業務が割り増しされる訳ですから、担任かそうでないかの違いは、この1年、いや3年間受け持つのであれば3年間の長きに渡って大きくのしかかってきます。
私の代わりに理科の講師ではなくて教諭が入ってきたら、その先生が他校に在籍してる間に、問答無用とばかりに、「教師だから担任が出来て当然だよね!!」とさも当たり前のように担任業務を任せることができるのですが、今回はそうは行きません。
要は、学校的には私が退職しなければよかったことなのですが…(笑)
でも、これは2年以上前から決めていたことだから仕方ありません。
来年の担任のポジションは、公平性を期すといっても、人選を間違ってしまうと、場合によってはその人が潰れてしまう可能性があります。
そうなると、その人をフォローするために、管理職の先生は教育委員会と連絡を取り合って、臨時的任用講師を探し回らないといけませんし、その人が病気休養に入ってしまったら、代わりの人が見つかるまで、残った教職員で分担して担任業務と授業をカバーしないといけません。
誰も敬遠しそうな業務であるならば、報酬を2倍、3倍とかに出来ればいいのですが、基本的に年功序列の教職員の報酬体系の悪いところ。
この辺の決定は難航するでしょう。