尿管結石の体験談①(尿管結石になった原因を分析)
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尿管結石を患ってから約1か月が経過しました。
あの日受けた苦痛を繰り返さないために、今一度、自分自身の食生活を振り返り、同じ過ちを繰り返さないよう改善を図っていく次第です。

また読者の皆様につきましても、私と同じ苦しみを味わうことがなきよう、参考にしていただけると幸いです。

■尿管結石とは

尿の通り道である腎臓・尿管・膀胱・尿道を尿路と言います。この尿路に結石が出来ることを尿管結石といいます。結石は尿の中に含まれているカルシウムやシュウ酸などが結晶化したもので、

腎臓にできるものを「腎結石」
尿管にできるものを「尿管結石」
膀胱にできるものを「膀胱結石」

と言います。

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■結石の成分について

尿の通り道で形成される結石には、カルシウム結石(シュウ酸カルシウム、リン酸カルシウム、両者の混合)、尿酸結石、感染結石、シスチン結石などの種類があり、尿管結石では男女共にカルシウム結石の割合が90%以上を占めているようです。

□私の結石の成分は?

過去の健康診断で尿酸値が高いと言われることがありましたが、後述の食生活から鑑みるに、尿中のシュウ酸濃度が高くなってしまったために、シュウ酸カルシウム由来の結石が出来た可能性が高いです。カルシウムは、腸内でシュウ酸の吸収を促進するので、カルシウムの摂取は、尿管結石の原因とはならず、むしろ予防のために摂取が進められるようです。

□シュウ酸について

尿中に排泄されるシュウ酸は、カルシウム結石の最も重要な危険因子であり、この約70%は食事由来とされています。予防のためにはシュウ酸を多く含む食品の過剰摂取を控えることが大事です。シュウ酸を多く含む食品としては、ホウレンソウを筆頭に、キャベツ、ブロッコリー、タケノコ、意外なところではバナナ、玉露・抹茶・煎茶などのお茶、ココア、チョコレート、コーヒー、紅茶などです。これらの摂取量に気をつけ、摂り方の工夫をすることが重要になります。シュウ酸は水溶性なので、ゆでて調理をしたり、カルシウムと一緒に摂取することで吸収を抑えることができます。ホウレンソウのおひたしにちりめんじゃこを加えたり、コーヒー・紅茶・ココアには牛乳を加える、という具合です。また、コーヒー、紅茶、お茶を毎日飲むことを習慣にしている人は、注意が必要です。同じお茶の中でも麦茶やほうじ茶はシュウ酸含有量が少ないです。

参考:尿路結石と生活習慣による予防法

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■結石患者の傾向と私の生活習慣

結石を患う患者さんには次のような傾向があるみたいです。

1. 肥満傾向
2. 運動不足
3. デスクワーク中心の仕事
4. 総タンパク質・動物性タンパク質・脂肪の摂取過多

5. カルシウムや牛乳摂取頻度の低下
6. 野菜・海藻類の摂取頻度低下
7. 甘味飲料・清涼飲料水の摂取頻度が高い
8. 夕食中心の食生活(特に動物性タンパク質の摂取)
9. 夕食から就寝までの時間が短い

□上記に該当する私の生活習慣と食生活

尿管結石を患うまでの直近1ヶ月の生活習慣上の問題を挙げると次のようになります。

・業務多忙に関わるストレス
・デスクワーク中心の仕事
・運動不足
・運動不足による肥満傾向

今年の4月から、ブログを毎日更新するようになってから、デスクワークの時間が増えて、ジョギングに出かける回数が減少しました。3月以前までは、週2~3回ペースでジョギングを行い、それにプラスアルファで、三重大学アメフト部のやバスケットボール部(高校)の ランメニューに定期的に参加していました。しかし、4月以降は、ジョギングの頻度が週1回程度に減少し、5月の中旬からは、高校は定期考査に入り自習練中心のメニューが続いたため、部活動での運動習慣も一時的に途絶えていました。

それに加えて、4月が徐々に業務が多忙化することで、精神的なストレスも蓄積させていきます。

尿管結石を患うまでの直近1ヶ月の食生活の問題を挙げると次のようになります。

・週1ペースの焼肉食べ放題
・昼食に吉野家(松屋)の牛丼、2袋
・職場でのコーヒー
・水分補給は、ウーロン茶と緑茶
・簡易的な食生活からくる野菜の摂取頻度現象

頑張って働いたご褒美として、基本的に1週間のどこかで焼肉食べ放題に出かけています。これが動物性タンパク質と脂肪の過剰摂取に繋がっています。

後、勤務中の眠気覚ましとして、ほぼ毎日ブラックのコーヒーを飲むことを習慣にしていました。また、昼食は基本的にレトルトの牛丼で、通常はご飯1合に1袋だったのですが、ここ最近は、精神的ストレスを食欲で発散するために2袋消費していました。

これも動物性タンパク質と脂肪の過剰摂取に該当します。また、きちんと夕食を準備することが億劫になり、自ずと野菜を摂取する頻度が減少していました。

私は、以前から仕事上のストレスが蓄積されると、食生活が乱れる傾向にあります。

食べ物以外にも、自宅や職場での水分補給にウーロン茶や緑茶を摂取することが基本になっていたのも、尿中のシュウ酸濃度を上昇させる原因になっていたと考えられます。

甘いものを食べると、眠くなったり胃もたれしやすくなることが経験的に分かってきたので、甘未飲料や清涼飲料水は飲まないようにしていたのですが、その代わりに、ウーロン茶や緑茶を大量に飲んでました。これも結石を作る原因になっていたんですね…

まとめ

上記のことを総合すると、尿管結石を患いやすい状況だったことがわかります。なるべくしてなったと言っても過言ではないですね。今は、焼肉食べ放題の自粛と飲み物は水を中心に切り替えて、経過観察しているところです。徐々に腰の調子も良くなってきたので、これから徐々に運動習慣を取り入れて、より一層、対策を強化していきます。仕事上のストレスは、退職するまではつきまとうので、それまでは辛抱です。

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