【1vs40の理科実験】拡声器は実験授業の必需品!
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今日、うがい薬で指紋を検出する実験が全クラス終了しました。
ということで、さっそく後片付けと明日以降の実験準備です。

使用したスチール缶は水を溜めておき、汚れを浮かしてから洗浄します。砂はバケツに回収して、翌年の授業で利用します。(学校での授業は今年が最後なので、砂はいったん廃棄します。)

明日は3年生の授業でマンガン乾電池の分解、そして来週は1年生の授業でポップコーンを作ります。

マンガン乾電池を分解して回収した、二酸化マンガンと亜鉛は、今後水素と酸素を発生させる1年生の実験授業で使用します。こんな感じで週1ペースで、全クラスで1つの実験授業が終わったらまた別の実験と、片付け⇒準備のサイクルを慌ただしくこなしていきます。

こうして、実験授業が変化していく中で、私が毎回愛用している道具あります。

拡声器は実験授業の必需品!

 

それが拡声器です。

実験室で授業を行うことの難しさは以前の記事でも紹介しましたが、その困難を解決するための1つのツールが拡声器です。

実験室は教室に比べて空間が広く声が通りにくい上に、実習を行うと教室内はざわついてしまうので、その中で40名の生徒たちに指示を与えるとなると、相当大きな声を出さないといけません。実験室だと教室とは違って、少し声を張る程度では全然声が通らないので、全力を振り絞って発声しないといけません。しかし、あまりムキになって声を出してしまうと、怒鳴っている(=怒っている)のと間違えられることがあるので、変な空気になってしまったりします。

生徒に響く声が出せない訳ではありませんが、それを1時間に2度3度、それを他のクラスで1日数回繰り返すと、心身ともに疲れ切ってしまいます。

そこである時、拡声器を利用することを閃き、実際に使ってみたところ効果抜群!
それ以来、拡声器を手放せなくなってしまいました。

参考までに、私が使用しているのはこちらの商品です。

これのおかげで普通のトーンでしゃべっていても、生徒たちによく響くのでとても便利です。単三乾電池6本使用しますが、これで1年間の授業は余裕でもちます。
こうして声の大きさを気にして授業をしていると、もともと高音で耳に響きやすい声を出す先生の指示が通りやすくて、逆に低温かつ鼻声が混じった私の声は、耳に響きにくくて指示が通りにくい側面もあるんだなぁ…という気付きが得られたりもします。

そんなコンプレックスも帳消しにしてくれる拡声器。実験室で授業を行う時は、一度試しに使ってみてください。

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