テストの答え合わせを電子媒体で実行してみる!
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今日の授業でテストの返却を行いましたが、解答を紙媒体から電子媒体に変更しました。予め解答のデータをGoogle Classroomに掲載して、テストの返却後にChromebookを介して閲覧できるようにしました。

テストの答え合わせを電子媒体で実行してみる!

 

1クラス分Chromebookを持参するのは現実的に厳しいので、グループワークの形式で採点ミスの確認を中心に、テストの解答チェックを行ってもらいました。この形式だとグループ間でテストの結果がバレてしまうので、

プライバシーの観点からもう少し配慮が必要かな~…

と、思いつつも見切り発車的に実行しました。授業の準備としては、非常に詰めが甘く

これだと授業が崩れるかもしれないなぁ…

と、少し覚悟してましたが、それは杞憂に終わりました。私が想像していた以上に、生徒たちは真剣に答え合わせに集中してました。4人で1つのPCを囲んで確認するので、あるグループでは司会進行役的な生徒が出現して、メンバー全員の状況を確認しながらPC画面を操作したりと、メンバーで協力し合う環境が生まれていました。

もしも、うまく授業が進行しなければ、今後は元の状態に戻そうかなぁ…

と思いつつの授業でしたが、解答の印刷業務と用紙の使用量を削減できるので、これからもこの形式で進めます。

解答の確認だけだと、授業時間が余ってしまうので、後半は元素記号の復習です。
私はテストを返却した後の中途半端な時間に苦手意識を持ってます。生徒的には、授業を受けたい気分にはなれないような気がするのと、きちんと授業をするにしては時間が短すぎる。かと言って、「授業は終わり!」と宣言するには長すぎます。「自習にします!」といっても、テストは終わったばかりだし、「何を自習するの??」ということで、授業をするにしてもいつもと違った配慮が必要です。

今回の元素記号の復習は、YouTubeの動画から初音ミクのアトミック恋心を活用しました。

これは数年前から授業で活用していて、過去の授業資料を部分的に流用しています。興味のある方はこちらのページを確認ください。

生徒たちに配布したプリントに掲載されている歌詞は、部分的に空欄になっているので、音声動画を確認しながら空欄を埋めていきます。音声は最大で2回再生して、1回目再生したところで、生徒を指名ながら解答を確認し、答えられない部分だけ空欄のままにしておきます。そして、2回目の再生では、答えられなかった部分を中心に確認して、歌詞を完成させます。

ちなみに生徒が解答した内容は、Googleスライドを利用してその場で授業者がタイピングして電子黒板に表示します。文字を書くだけなら、チョークで板書よりもPCでタイピングした方が高速かつ衛生的です。

ここまでにかかる授業時間は、テスト返しと解答の確認が20分程度で元素記号の復習が20分。合計約40分になる見込みだったので、残りの時間を消化するために、小道具を準備しました。

私は、50分間の間延びした授業が嫌い…と言いますか、つまらない授業をした時の生徒たちの冷ややかな目線が、ガラスのハートに突き刺さるタイプなので、単調な授業の合間に科学的なネタを準備するように心がけています。今回持参したのはヘリウムガスの変声カン。元素記号を覚えさせておいて、実際の物質に触れることがないのも変な話なので、生徒の興味関心が惹きつけられそうなものは、出来る限り授業で披露していきます。

今回は、初音ミクのアトミック恋心を再生した後だったので、

ヘリウムガスを使えば、男子生徒でも初音ミクのような高音が出せるようになる!

と、たまたま思いついたままの導入に任せて、代表生徒に変声カンを体験してもらいました。

それにしてもこのヘリウムガス。昔は100均で売ってた気がするのですが、今、購入すると安くても3缶で2,500円くらい。しかも声を変えられるのはたったの3回程度で、一度ガスを吸い込んで一言二言しゃべったら、それで終了です。生徒たちにはひと声300円と言って笑いを誘ったりもしますが、遊び道具にしては高いですねぇ…。

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