高校教育の現場より:辛いのは私だけではない!
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学校現場がなかなか慌ただしくなってきました。
今日は卒業アルバムの個人写真撮影日だったのですが、身内の同僚がコロナウイルスに感染した関係で、今週中は出席停止となった生徒が数名。写真撮影の予備日を翌日に設定していたのですが、さらに予備の日を調整しないといけません。

辛いのは私だけではない!

今日の私の授業は、時間割変更があって1限目と3限目になったと聞いてましたが、実は1限目と2限目が授業だったらしく、2限目が始まって約10分後にその事実が判明。教務部の伝達ミスだったのですが、急いで教室に駆け込み生徒たちに、とりあえず「すみません!」と言って授業を開始。

2限目が終了して3限目のこと。物理室へ通じる廊下を歩いていると、2年生の教室に先生のいないクラスが…。急いで教務部に報告。

先週の土曜日に職員のコロナ感染が判明してからの急な時間割変更業務です。通常であれば1週間程度は余裕を持たせて業務にあたっているのを、当日から急遽変更を迫られ、2転3転しながら無理やりに仕上げた時間割編成だと思われます。この手のミスはどうしても発生してしまいます。

自分の仕事だけに忙しくしていると、ついつい周囲が見えなくなってしまうと言いますか、ひどい場合は、

何で自分だけこんなに忙しいんだ!

と思い込んでしまいがちになるのですが、一歩引いて冷静に見つめると、

みんな大変なんだなぁ…

と感じられます。

そして、この感情は教員だけではなく、生徒についても同様です。生徒の場合は「忙しい」ではなくて、「疲れてる」がどっちかと言えば正しいのですが、そろそろ授業疲れが見え始めてくる頃です。

我々教師目線で言えば、授業が崩れ始めるのがこのタイミングです。

授業開始のチャイムが鳴っても教室に教師がいない。
生徒は、授業を受けるのがしんどくなってきている。

全体的にまだまだ学校は落ち着いていますが、ちょっとしたことの積み重ねが今後発生するトラブルの原因になったりもします。

6月に入って梅雨入りすると、教室全体がじめっとした空気に包まれるので、疲労困憊の教師や生徒にとっては過酷な状況になります。1学期の正念場はこれからです。

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