高校教育の現場より:4月1日は着任式!
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皆さん、おはようございます。
いよいよ、私の教員生活ラスト1年のカウントダウンが始まりました。

来年の今頃は、教師ではなくて無職の人になっていると思いますが、

教師だった頃の自分と
教師を辞めた後の自分では、

モノの考え方というか、感性が大きく変わっているのではないかと思い、

最後の1年間、毎日、教師としての自分自身の想いを
配信することにしました。

今年度、私は3年生の担任で、退職を決意したのは、
生徒たちが入学してからしばらくしてからのことで、

その頃からクラスの生徒たちや私が担当する授業では、
2022年の3月をもって退職することを伝えてきました。

本心では出来る限り現場を離れたいという気持ちもありましたが、
クラスの生徒たちをきちんと卒業するまで務めるのが最低限の責任であり
教員生活のピリオドを打つには丁度良い区切り目だと思いました。

もしかしたら、生徒たちは、早く担任変わってくれぇ・・・・
って、思ってたかもしれませんが、それはさておき

これから1年間、人生山あり谷あり、辛い時もあるかと思いますが、
何とか気力を振り絞って頑張っていきますので
よろしくお願いします。

4月1日は着任式!

さて、本日は2021年4月1日、着任式の日です。
この日、新たに赴任する先生方と正式に対面することなります。

教科単位では、年度末に引き継ぎが行われますが、
全教員が一堂に会して対面するのは、この日が初めてになります。

着任式とはいっても、職員会議の序盤に転任された先生、事務職の方々が
自己紹介を兼ねて一言二言簡単な挨拶を交わすだけです。

本日の私の予定は、

11時~  職員会議
13時30~ 学年会議
15時~  教科会

といった感じで、午前中は暇を持て余していますが、
中盤から勤務時間終了まで会議が続きます。

新転任の先生は、 8時30分より辞令交付
各部主任の先生は、9時30分より本校では運営会議と称される
管理職・主任クラスの会議が行われます。

ほとんどの先生方が、この時間を利用して
新年度の業務に向けた身辺整理を行います。

このときは、私は新教室の確認を行います。
始業式の日に生徒を迎え入れるにあたって
教室の環境整備を行うのがクラス担任の仕事ですが、
今日は、手始めに教室の清掃から始めます。

3年生の教室は、卒業式以降、掃除されていないので
床には埃が溜まっています。

これを11時の職員会議前にロボット掃除機をセットしてきれいにします。

会議終了後に教室から掃除機を引き上げると、
こんな感じで、埃が溜まっています。

教室の明け渡しが不十分だと、
ゴミ箱に旧クラスのゴミが残っていたりすることがありますが、
この程度のミスはお互い様です。

私自身も昨年使用したホームルームの明け渡しを完璧に行えている自身がないのと、
学校現場は、こうした見えないところで案外支え合てもらっていたりするものです。

今日の会議は、全体的に新体制での役割分担の確認と
新学期が始まってから始業式、対面式、クラブ紹介、身体測定、宿題テスト等々
平常授業に入るまでのイベント業務内容の確認が中心です。

こんな感じで本日の日程が全て終了したわけですが、
午後の会議が終了してから、学校長からの呼び出しがあり、

退職の意思の再確認が行われました。

次年度の教員配置を適切に執り行うために、
教育委員会との事務的な情報交換を行うのが
学校長の仕事のようです。

もちろん、退職の意思は強い旨は伝えましたが、
今はまだ、学校組織の一員で、まだまだ退職するという実感がわきませんが

こうして、着実に学校現場を去る方向に傾いていくことを実感すると
身が引き締まる思いがします。

私の教員生活も残すところ364日と少し、
悔いのないように職務を全うします。

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