納税とは「税金を納める。」という意味ですから、「ふるさと納税」と言われると、
ふるさとだから、はるか遠くの田舎で細々と暮らす年輩の方々を連想して、
その方々が幸せな暮らしを出来ますように!!
との想いを込めて、
自分が働いて稼いだお金を税金として納める慈善活動である。
私自身、「ふるさと納税」というフレーズだけを見て、そのような仕組みだと、勝手な先入観を抱いていました。
しかし、実際に「ふるさと納税」のことを知ると、イメージしていたものとは180度も異なる、
まさに「現代版錬金術」である!
という認識に立つようになりました。
目次
ふるさと納税の仕組み(概要)
ふるさと納税とは、Webサイトを経由して、特定の自治体に納税することで、納税額の4割程度に相当する返礼品が後日送られる制度です。
尚、納税したお金は、1月~2月に確定申告を行うことでほとんど戻ってきます。(適切な納税額であれば、自己負担額は2000円程度に抑えられます。)
楽天会員であれば、楽天ふるさと納税を行うことで、さらにポイントバックされます。この楽天ポイントは、楽天市場や提携店舗でのお買い物と幅広く利用可能ですので、実質お金をもらえることに変わりありません。
デメリットとしては、立て替え払いを行わないといけないこと、確定申告の書類作成の手間かかることがありますが、働いてお金を稼ぐことを考えると、かなりお得な制度です。
今回は、このふるさと納税の旨味を最大限に引き出す方法について、お伝えします。
2.ふるさと納税を行う。
3.確定申告をする。
①:返礼品を厳選する。
②:楽天ポイントを最大限に引き上げる。
③:楽天ROOMを利用する。
1.ふるさと納税の最適上限金額を確認する。
ふるさと納税を行うにあたって、事前に自身の最適な納税金額を確認します。
納税金額の確認は、「こちらのサイト」で行えます。
(シュミレーションのページへは、下の画像を選択すると移動できます。)
STEP02とSTEP03では、家族構成に関する適切な項目を選びます。
最後に右下の保存するを選択します。
すると、次の画像のように寄付上限額の目安となる金額が表示されます。
この例を参考にすると、年収500万円の独身1人暮らしの方ですと、
63000円の楽天ふるさと納税を行えば、
実質負担額2000円で、
4割程度つまり
25000円相当返礼品が手に入り
更に
金額に応じた楽天ポイント
が加算されます。
これだけ美味しい話だと、
これは新手の詐欺行為では??
と勘ぐってしまいますが、全くそのようなことはありません。敢えて言うなら、
ふるさと納税は、人として生きる知恵の体現
とでも言うべきものです。
2.楽天ふるさと納税を行う。
ふるさと納税の最適上限金額を確認したら、次にふるさと納税を行います。ここで3つのことに注意することで、楽天ふるさと納税の恩恵を最大限に引き出すことができます。
①:返礼品を厳選する。
「楽天ふるさと納税のページ」にある返礼品リストを参考にしながら、実際に納税する自治体を選びます。
ふるさと納税の返礼品は、日用品から贅沢品、はたまた旅行チケット等々、多岐に渡っておりますので、皆様のニーズに応じて最適の返礼品を選ぶことが出来ます。
(ちなみに私は、ひたすら日用品を選んで、生活費を節約しました。ご興味のある方は、私の楽天ROOMにて、「コスパ抜群のふるさと納税リスト」をご確認ください。)
②:楽天ポイントを最大限に引き上げる。
楽天ふるさと納税は、楽天市場で購入した商品と同じく、楽天SPUやポイントアップキャンペーンの適用を受けます。通常の楽天会員であれば、付与されるポイントは1倍ですが、無料の楽天サービスを利用したり、適切なタイミングでふるさと納税を行うことで、楽天のヘビーユーザーではなくても、通常の20倍程度まで獲得するポイントを引き上げることが出来ます。
楽天SPU(楽天スーパーポイントアッププログラム)
楽天サービスを利用することによって、楽天市場でのお買い物ポイントが通常よりも最大16倍まで引き上げることができる仕組みとなっております。詳しくは次の記事をご確認ください。
5と0のつく日を狙う!
5と0のつく日に楽天市場でお買い物をすると、楽天カード会員の通常ポイント2倍に加えて、さらにプラス2倍となるので、カード会員でない場合に比べて5倍のポイントが付与される仕組みになっています。
※5と0のつく日に楽天市場サイトに入ると、下の画像のようなエントリーのバナー広告が表示されるので、欠かさずエントリーするようにしましょう。
お買い物マラソンもしくは楽天スーパーセールを期間を狙う!
月に1回ペースで開催されるお買い物マラソン期間中に、楽天市場でお買い物をして、一定の条件を満たすと、購入商品すべてに対して10倍(つまり購入金額の10%)のポイントが付与されます。
ただし、10倍のポイントを獲得するためには、2つの条件をクリアしないといけません。
②:10店舗以上で購入すること
事前に購入品を決めておかないと、1000円以上の商品を10店舗以上で購入するのは、なかなか難しく、場合によってはポイント獲得のために無駄な買い物をしてしまうという本末転倒な結果になりかねません。
しかし、楽天ふるさと納税は寄付金額が1000円以上になっており、1つの自治体を1店舗としてカウントされるので、1000円以上10店舗の条件を容易にクリアできます。
また、3カ月に1回ペースで開催される楽天スーパーSALEを利用すると、お買い物マラソンと同じく、10店舗以上の買い回りによってポイントが付与されることに加えて、楽天市場に出店する店舗ごとに割引セールが実施されます。そこで、ふるさと納税だけでは、10店舗の買い回りが厳しい場合には、お買い得の商品を併せて購入する合わせ技で、1000円10店舗以上の条件のクリアすると良いでしょう。
さらに年末には、楽天スーパーSALEをグレードアップした大感謝祭が実施されるので、
年末にふるさと納税を1回行う!
といった形で、年に1回の恒例行事にするのも有りです。
長くなったので、ここまでの内容をまとめておきます。
A:楽天サービスを利用し楽天スーパーポイントを獲得する。
B:5と0のつく日を狙う!
C:お買い物マラソンもしくはスーパーSALEを狙う!
※Cのお買い物マラソンやスーパーSALE期間は1週間程度になっておりますので、必ず5と0のつく日があります。したがって、Cの期間中に5と0のつく日を狙い撃ちすると、効率よくポイントがゲットできます。
③:楽天ROOMを利用する。
楽天ROOMを介してふるさと納税を行うと、楽天ROOMのサイト運営者に納税金額の2~8%に相当する楽天ポイントが進呈されます。
楽天ROOMについての説明と始め方は、こちらの記事を参照してください。↓↓↓
ご家族、友人、パートナー等々に、予め自分の欲しい返礼品がもらえる自治体の情報を楽天ROOMに掲載してもらいます。そこを介してふるさと納税を行うと、自分だけではなく、自分が選んだ相手に対しても楽天ポイントが与えられます。
また、楽天ROOMにはランク制度があり、サイトの運用実績に応じて最大Sランクまで昇進する仕組みになっています。
頑張って楽天ROOMのランクを上げると、獲得できる楽天ポイントがさらにアップします。さすがにSランクとなると、ごく一部の上級者でしか到達できませんが、Bランク程度であれば、比較的容易にランクアップできます。この辺りについては機会があれば再度詳細に解説させていただきます。
3.確定申告をする。
特定の自治体にふるさと納税を行うと、後日返礼品と共に「寄付金受領証明書」が送付されます。この証明書は、確定申告の際に必要となってくるので、大切に保管してください。
ふるさと納税を行った翌年の1月~3月の指定された期間中に確定申告を行うと、ふるさと納税した金額から実質負担額の2000円程度を差し引いた分だけ、翌年の所得税ないし住民税が軽減されます。
(実際、手元にお金が戻ってこないので、損をした気分(錯覚)に襲われるかもしれませんが、税負担が減った分、確実に得をしています。この辺りは、毎年の源泉徴収票などと見比べて検証してください。)
まとめ
自営業の方などを除くと、個人で確定申告を経験したことのある人は、それほど多くはないと思います。したがって、確定申告を自分で行うとなると、億劫に感じてしまうかもしれませんが、ふるさと納税を済ませておくと、それ以上のリターンが期待できるので、これをやらない手はありません。
ここまで、確認して頂ければ、ふるさと納税の準備は万端です。是非、一度ふるさと納税にチャレンジしてみてください。