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防災学習①(津波ハザードマップで図上演習)において、巨大地震が発生した時に想定される自宅周辺の危険性について協議した後に、実際に地震が発生した時の自分自身の行動をシュミレーションしていきます。

防災学習の2回目の授業では、本題に入る前に東日本大震災発生時の動画を再生して、津波災害から実際に避難する様子を視聴してもらうことで、巨大地震とそれによって引き起こされる2次災害の恐ろしさを確認してもらいます。

大規模災害に備えることは大切であることを理解していても、未経験の事象に対してはどこか他人事のような感覚になってしまいがちになりますが、こうして事前に動画を視聴することでクラス全体に緊張感が生まれます。

1.導入(動画視聴と前回の確認)

私は、授業の導入でこちらの動画を再生しています。東日本大震災発生時の動画はYouTube上にいくつか存在するので、その中から適切なものを選びます。

動画視聴後、今回の学習の本題に入る前に前回の防災学習の確認を兼ねて3点ほど補足説明を行います。

河川:地形は主に川の流れによって形成される。

前回の防災学習では、ハザードマップを見て自宅周辺の川を青の油性ペンでなぞる作業を行ってもらいました。そこは、地震による堤防の決壊や津波による川の氾濫が想定されると伝えましたが、もう一つ「地盤の強い場所を確認する!」という重要な意味合いが含まれています。

私たちが生活する地上の形状は、まず初めに川の流れによって形成されています。このように自然の力によって切り開かれた土地は長い時間をかけて形成されているので、比較的頑丈な地盤になっています。

鉄道:元の地形を無理やり切り開いて変形している場合がある。

それに対して、現代に入って人工的に山を切り開いて造られた道路やトンネルであったり、埋め立てによってつくられた地面は大地震などの自然災害に対しては脆弱です。

鉄道の線路は、直線的なルートが必要となってくる都合上、山を切り開いたりトンネルを設置しなければならないため、大地震が発生した時にはレールが寸断されたりトンネルが崩落していることが想定されるので、鉄道による交通ルートは寸断されることが予想されます。

主要道路:昔から歩いて切り開かれた自然な道が比較的多い

国道などの主要道路は、江戸時代以前から存在する道路が基礎になっているため、限りなく自然と調和した地盤になっているため、人工的に作られた道路の中では比較的頑丈です。したがって、巨大地震が起きた時の避難ルートとしては、地盤が開発されていない自然に近いルートを選択することが大切です。

一方、バイパスや高速道路など近年造られた人工的な道路は、たとえ構造物自体が耐震化されていたとしても地盤そのものが脆弱であると、大地震が発生した時に崩壊する可能性があると考えられます。

以上のことを確認した上で、実際に地震が発生した時の行動をシュミレーションしていきます。

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地震発生時の行動シュミレーション

前回の授業では、代表者の自宅周辺のリスクを検証しましたが、ここから各自の生活空間(自宅)において地震が発生するものとしてシュミレーションを進めていきます。

1.

地震発生直後の状況を想像してみます。発生時刻は午前5時5分だったとします。時間設定の方は、準備段階において(授業者が)設定します。

始発で登校する生徒など、早起きの習慣がある生徒であれば起きているかもしれませんが、この時間だとほとんどの生徒が就寝中だと思います。

私もぐっすり眠っている最中だ…

就寝中の大きな揺れに気付いてからの避難になります。まずは周囲にあるタンスや本棚といった倒壊物から身を守らないといけません。こうした家具がきちんと固定されているのであれば、下敷きになることはありませんが、そうでなければ要注意です。事前にこういった家具を固定しておかないといざという時に、下敷きになって避難行動が遅れるだけでなく、最悪の場合、自宅から出られなくなってしまいます。

2.

ここからの行動は、自宅の場所によって変わってきます。海沿いに自宅を構えている人であれば、早急に避難行動に移らないといけませんが、自室から玄関までのルートを想像してみてください。固定されていない家具があれば、大きな揺れによって倒壊した家具によってドアが塞がれいたりすると、外に出られなくなってしまいます。

山間部に生活する人も、家屋の倒壊から身を守るために、避難所に移動してもらいます。

これから避難所に移動する訳ですが、この後の避難所生活では、この時に自宅から持ち出したものを活用することになるので、最善の避難行動をとるためには、平素から最低限必要なものを瞬時に持ち運べる状態にしておかないといけないことに気付きます。

 

まずは自分自身の身の安全を最優先に考えないといけませんが、身の安全が確保した後に、家族の安否を想像してみます。同居家族であれば一緒に避難所に駆け込むことになると思いますが、お父さんが単身赴任で同居していなかったり夜勤で働きに出かけているなど、何らかの理由で同居していない家族がいる場合は、何らかの方法で安否の確認を行いたいところです。

しかし、固定電話や携帯電話は回線がパンクして不通になっているので、通常の連絡手段でお互いの安全を確認することが出来ません。

このような時には、災害伝言ダイヤルを使用します。

災害伝言ダイヤルは171をダイヤルした後、音声ガイダンスに沿って自身の音声を録音出来ます。その時に、自身の携帯電話番号を入力する仕組みとなっています。録音されたデータは、携帯電話番号と紐付けて保存されるので、171にダイヤルし音声ガイダンスの指示に従って、家族の所持する携帯電話の番号に紐付いた音声を再生し肉声を確認することで家族の安否が確認できます。

詳細な利用方法はNTTの「災害用伝言ダイヤル(171)」を参照してください。

4.

避難行動が一段落したら、食事の手配です。避難した直後の極度の緊張状態だと、空腹を感じることがないので、食欲は湧いてこないかもしれませんが、次第に落ち着いてくると当然お腹も空いてきます。学校など避難所に指定されている施設には、緊急時に備えて非常食が備蓄されていますが、それにも限度があります。

このような時に、自分自身の食事をとる手段として、どのような選択肢が存在するのかを色々と考えてみます。近隣のスーパーやコンビニエンスストアの食品が生き残っているのであれば、それを購入するか恵んでもらうことも選択肢として挙がってきますが、出来れば事前に1週間分の食料は蓄えておきたいものです。

とは言っても、海沿いに居を構える家庭だと、津波によって自宅ごと流されてしまって、物資を備蓄してあっても、それが利用できなくなってしまうことが考えられます。もしもご自身の自宅が津波による甚大な被害を免れているのであれば、一家の食料よりも少し多めに備蓄しておきたいところです。困った時は助け合いの精神が大切です。

5.

避難所での生活においてネックになる事として上位に挙がってくるのがトイレの問題であると言われています。断水状態だと、水洗トイレを普段通りに自由に使用することが出来ないので、用を足す時にはそれなりの配慮が必要になってきます。

このような時には、災害時の緊急用トイレセットがお勧めです。洋式トイレにポリ袋をセットして、その中に排便した後、凝固剤を加えることで可燃ごみとして簡単に処理できるようになります。

私はこちらの商品をふるさと納税で手に入れましたが、その他にもふるさと納税することによって入手できる防災グッズはいろいろとあります。気になる方は、私の楽天ROOMの方を参照してみてください。

6.

夕方になり日が暮れてきたら、その日の寝泊まりについて考えないといけません。自宅に戻って生活できる人もいれば、しばらく避難所で生活しないといけない人もいます。それぞれの状況に応じて、今後少なくとも数日間の生活をどうしていくのか見通しを立てておかないといけません。

また夏場であったり冬場であったりと季節によって、過ごし方が変わってきます。
夏だと暑さ対策が必要になってきますし、冬場だと寒さをいかに凌ぐかを考えないといけません。

こういう時に重宝するのが、ポータブル電源です。

私はいざという時に備えて、充電済みのポータブル電源を自宅に配備してあります。それとソーラーパネルを活用して、日中に充電して夜間の電力を確保します。

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まとめ

こうして災害発生から1日の状況を時間を進めて検証していくことで、災害に対して備えるべきことが明確になってきます。さらに2日目、3日目…1週間、1か月と時間を進めることで、より各地域、各家庭における課題が明らかになってくるので、上記の手法を活用して定期的に大規模災害が発生した状況をシュミレーションして、いざという時に備えることをお勧めします。

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