今まで2回に分けて、現在のチームにおける課題は、フィジカル強化にあるとして、その解決に向けて5月以降における食事環境の整備に着手することをお伝えしました。
私は、次の2つの方法でこの問題の解決を目指します。
1については、私自身も1OBとして、様々な物資をこれまでチームに納めて参りました。この先においては、SNS等を経由して多くの方々にご協力を依頼することになりますが、可能な範囲でのご配慮をよろしくお願いします。
2について、これが食事環境の整備とどのようにリンクしていくのかを説明する必要があると思いますので、今回はこの点を中心にお伝えします。
今までの取り組み
私は、今までに、選手たちのクラブ活動における拘束時間削減のためにミーティングの効率化に着手したり、OB会への入会率向上に取り組む等々、チームの環境整備に着手してきました。
選手たちの食事環境の改善に至っては、在学中より後輩たちをご飯に連れていく習慣を継続してきたのはもとより、時にはスーパーのタイムセールを狙って、半額の総菜を大人買いして分け与えてみたりと、個人で出来る範囲の事は行ってきました。
これらの取り組みの分だけ、チームに対してプラスに作用したのは事実ですが、過去の戦績を振り返って評価すると、それはチームの本質的な変化をもたらすには至っておらず、また違ったアプローチ方法を模索していく必要があります。
また、同じ東海地区の他大学に目を向けてみると、長い年月をかけて地道にチームを安定的に成長させている大学が徐々に現れています。
したがって、三重大学においても現有のメンバーで、その年のシーズンを如何に戦って勝利するかという視点よりは、
の方が、年々その重要性を増しております。
Youtubeとの出会い
そのような状況において、私が注目したのが、
の獲得です。
しかし、Youtuberの存在を認識し、広告収入の仕組みを理解したのは、かなり遅く2015年の終わりから2016年頃になります。
その頃からふと、
とか、
個人投稿の食レポ動画を視聴した時に、
など、率直な思いがこみ上げてきます。
そこで、
と思い、立ち上げたチャンネルが
そして、
と思い、企画したのが、
さらに、
と、立ち上げたチャンネルが
『三重大学アメフト部公式チャンネル』になります。
当時は、視聴回数に応じて、無条件に広告収入が獲得出来ました。
従って、動画投稿を始めた頃は、たとえ1本の動画の視聴回数が50回程度だったとしても、それを1000本投稿すれば50000回の視聴回数が稼げるといった理屈で、ただひたすら動画を投稿することに専念していました。
しかし、それから約1年後に厳しい制約が課されることになります。
それが、
という壁です。
これによって、チームの希望の光は完全に閉ざされてしまいました。
当時のSEASERPENTS TVは、再生時間に関しては、この条件をクリアしていましたが、チャンネル登録者数に関しては300人程度と1000人を大きく下回るので、収益対象外のチャンネルになってしまいました。
ちなみに、Googleの方針転換は、2018年の2月に行われたので、この年の5月に撮影した、関西学院大学vs日本大学のいわゆる悪質タックルの場面を含む動画は、桁違いに再生数が伸びましたが、これに関する収益は全くありません。
いきなり!!男塾 の企画に関しても、学生をご飯に連れて行くだけの元の習慣に成り下がってしまいました。それだけならまだしも、単に食費がかさむだけでなく、むしろ動画編集する際の莫大な編集時間が大きな負担となって、私に降りかかってきました。
しかし、それでも尚、私は何とか活路を見出そうと、時間が空けば関西方面、関東方面に繰り出し、SEASERPENTS TVの動画配信を継続しました。お陰様で、チャンネル登録者数も700人に迫り、後1年継続すれば、とりあえず1000人を突破し、収益化可能なチャンネルになる目途が立ってきました。
これからのネット戦略
そのような活動を続ける中、私はもう一つの可能性を見出しました。
2018年3月以来、多忙のため、動画配信を怠ってきた いきなり!!男塾の動画コメント欄にありがたいコメントが寄せられます。
それだけでなく、少数ではありますが、学生経由で、三重大学の学生や他大学のアメフト部員もしくはコーチからも好評であるという声が聞こえてきました。
この時、
のサイクルを繰り返していけば、三重大学アメフト部の公式チャンネルも収益可能なチャンネルに成長させていける事に気付きました。
そのためには、我々が発信する動画を好意的に受け止めてくれる人たち、つまり三重大学アメフト部のファンを獲得して、動画を視聴してもらうことが大切になってきます。
ここまでの流れを整理すると、
それをクリアするために、
そして、環境整備費用を獲得するために、広告収入獲得を目指す。
そのためには、
三重大学アメフト部のファンとは、チームとして大切にするべき3つ目のニーズ該当し、当然、ファンの方々が求めるニーズを満たしていく必要があります。
今後、三重大学アメリカンフットボール部は、より多くの方々の応援を受け、大きく発展していけるチームになるためも、魅力的な活動を地道に展開していきます。