【栽培記録】2022年のさつまいも(安納芋)
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自家製さつまいも

実家の畑で栽培したさつまいもを、2022年8月中旬より順次収穫しています。

フリマサイトに出品しておりますので、購入をご希望の方は下記の画像よりタップして商品ページにアクセスしてください。

 

3月11日:土作り

3月に入ってから、耕耘機で畑の土を耕してきました。

昨年は土の栄養分が不足したのか芋がやせ細っていたので、今年は肥料を投入します。

牛糞堆肥をベースに市販の有機肥料を散布しました。

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4月10日:畝作り

畑を耕した次は、畝を作ります。直線上に土を盛り上げ各列にマルチをかぶせます。

春先はさつまいもを育成するにはまだまだ気温が低いので、黒色のマルチをかぶせて地温を上げてやります。

後は予約注文したさつまいもの苗が届くのを待つのみです。

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4月28日:苗の植え込み

3月に注文したさつまいもの苗が届いたので、早速畑に植え込みます。それから数日間様子を見ます。

 

5月10日:約2週間後の様子

苗を植え込んでから約2週間後、畑に行って様子を見てきました。

全体的に弱々しい感じ。

こんなので果たしてさつまいもが育つのかなぁ…!?

 

ちょっと心配になりそうなところですが、

新芽が出て、きちんと直立してます。

一見したところ葉が枯れ果てて成長の見込みがないように見えますが、近くで見ると…

新芽が芽吹いてます🌱

 

さつまいもの生命力を感じますね。

この苗も大丈夫!
きちんと育っていきます。

 

5月18日:種芋から芽が育つ!

昨年栽培したさつまいもを種芋用にいくつか保管してあったのですが、5月に入ってようやく葉が育ってきました。

2022年3月15日撮影

右が無事に冬を越せたさつまいもで、左が冬を越せなかったさつまいも。

さつまいもは寒さに弱いので種芋用にとっておいたさつまいもは、土の中に埋め込んで室内に保管しておいたのですが、いくつかは寒さに負けて腐ってしまいました。

2022年4月18日撮影

4月に入ってから種芋から芽が出てきました。すぐに葉っぱにまで成長するのかと思いきや、それから1か月ほどかかってしまいました。

どうやらさつまいもは温度条件によって発芽するようで、4月の中旬頃に何日間か暖かい日が続いたのでひょっこりと芽が出てきましたが、それから涼しい日が続き成長がストップしてしまいました。

もうちょっと早く成長してくれたら、苗を買わずに済んだのですが…

 

5月22日:種芋を植えてみる。

せっかく成長してくれた1年越しの種芋たちを畑の空いてるところに植えてみることにしました。
まずは畝に残ったスペースに植え込んで…
残ったものは畑の空いてるスペースを見つけて、そのまま土の中に植え込んでみました。
果たして種芋から見事にさつまいもまで成長してくれるのでしょうか…??
秋の楽しみが少し増えた気分です。

6月10日:苗の切り取りと増殖

4月に植えたさつまいもが順調に育ってきました。このタイミングで成長した芋の苗を一部切り取り、マルチを施してないところにも植え込んで収穫量を増やすことにしました。
暖かくなってくると、さつまいもの成長スピードがぐんと上昇します。
なので多少切り取ったくらいでくたばることはありません。さつまいもが飢饉の時に重宝された作物である所以ですね。
植え込み完了。これでOKです。
先月植えた種芋も順調に育ってます。

6月23日:順調に成長中

4月植えたところも種芋のところも前回植えたところも順調に成長しています。
植えたばかりのところは葉っぱがだらんと垂れ下がっているので、毎回心配になるのですがこれなら大丈夫です。
所々葉っぱがかじられていますが、これくらいなら大丈夫です。さつまいもの成長速度の方が断然早いです。無農薬を貫いているので、どうしても虫食いの被害は避けられませんが、これが健康かつ安全な作物である証拠でもあります。

7月1日:晴れの日が続いたので給水

さつまいもの水やりは週1回程度で十分なのですが、晴れの日がしばらく続き気温もかなり上昇してきたので、水を与えてあげました。
農業用水を解放して大量に水を放出しました。これだけ土に水分を含ませておいたら、しばらく晴れ間が続いても乾涸びてしまうことはないでしょう。

7月8日:追肥を実施

さつまいもは順調に育っているのですが、ここで更なる成長を期待して追肥を実施しました。
畝が3列のところは黄色い葉っぱとかが目立つようになってきました。
こういったところに

元気になっておくれ!!

 

と祈りながら肥料を与えてやります。
6月に植えた苗は順調に育っています。

7月18日:つる返し

夏の暑さが本格的になると共にさつまいもがみるみる成長してきたので、つる返しを実施しました。つる返しをしておかないと色んな所につるが根を張ります。すると土の養分が分散してしまい大きな芋に成長しないということで毎年つる返しを行なっています。
後で知ったことですが、「つる返しをしない方が良い」という説もあるので来年はどうしようか考えているところです。
足の踏み場もないくらいに奥の方に植えた苗はしっかり育っています。
場所によって成長の進み具合が違っていたり、葉の枯れが目立って元気がなかったりしています。畝が3列のところは極端に元気がないです。そういったところに再度肥料を散布してみました。

葉に斑点が出来てたり、葉の裏側に卵を産み付けられています。

葉っぱにできる斑点は、さつまいも斑紋モザイク病というらしいです。

アブラムシから病気が移るみたいですが、収穫に深刻なダメージを与えることはなさそうなのでひと安心。

でも場所によって、成長度合いが違うので来年は何らかの対策が必要ですね。

7月27日:酸度計で土壌調査

さつまいもの成長度合いの違いが気になるので、土壌の酸度を調査してみることにしました。

さつまいもに適したPHは4.2~7.0ということですが、PH7.5なので適正水準を若干外れています。ただ畑全体のPHに偏りはなかったので、これがさつまいもの成長に何らかの影響を与えたわけではなさそう。

昨年まで石灰を使用していたので今後数年間は石灰の使用を控えながら土壌の酸度をチェックしないといけないですね。土壌のPH調整に苦土石灰を利用するのですが、石灰を散布すると土がアルカリ性に傾きます。

8月12日:今日は見るだけ

今日は2週間ぶりに畑の様子を見に行きました。

畑がさつまいもでびっしりです。

ヨトウムシ発見です。さつまいもの葉を食害しているのはコイツみたいですね。

さつまいもの栽培だったら、この程度の食害は気にしなくてもいいのですが、来年以降は別の野菜を育ててみたいので、そうなってくるとヨトウムシによる葉の食害は深刻な問題になってきます。

出来る限り農薬散布による方法は採りたくないのですが、何かしらの策を考えておかないといけません。

8月19日:試し掘り

まださつまいものシーズンではありませんが、どれくらい育っているのか試しに掘って確認してみました。

良い感じの芋に育ってます。

昨年収穫した芋は全体的にやせ細っていて色艶もなかったのですが、今年はしっかりと成長しています。

 

 

収穫したさつまいもを早速メルカリに出品してみたところ、とてもいいお客さんに購入していただけました。

MF さん

お早うございます。10時半過ぎに届きました。

甘くて美味しいと評判の安納芋〜購入するのは初めてですが、この様にして無農薬栽培で丹精込められて作られたお芋さん。

有り難いです。

わたくしはナス科ナス属の(ナス、トマト、ジャガイモ)は食べないので、その代用としてサツマイモを使っています。

サツマイモは素晴らしいお芋ですよね。

うちでは小麦粉も使わないので、サツマイモ麺、こんにゃく麺などを食しています。

この安納芋〜干し芋にも適してるそうなのでオヤツとしても作ってみようと思います。

この度は有難うございました。

また何か無農薬野菜を出品された時は購入させてくださね。

ご丁寧なメール恐縮いたします。
喜んで頂けて何よりです。私自身、食の安全を意識して自分で食べるものは出来るだけ自分で作ったものをと思い、2年ほど前から実家の方で作り始めたさつまいもです。右も左も知らないまま、ただ無農薬、非化学肥料にこだわって栽培しました。不揃いなものもそれなりに含まれていると思いますが、〇〇さんの生活の一助となりましたら幸いです。

 

MF さん

とても嬉しいご返事を有難うございます!!
耕せる土地があるというのは財産ですよね❢

ご苦労がひしひしと伝わってきます。

わたくしは京都の山奥出身で祖母が家庭菜園してたのを手伝った記憶もあり、札幌ではベランダ菜園してはみても地上で作るようなわけもいかず、、無農薬栽培、先ずは土を発酵させてから〜これをすれば害虫も湧きづらい、、、と聞いてはいても仕事の合間では上手く行かず^^;

メルカリさんの出品者さんたちは自家菜園で真面目に無農薬栽培されてる方が多いので、他のネット通販より安全だと感じております。

無農薬栽培=農薬フリー〜そうしてレクチンフリーとグルテンフリー、砂糖フリーの食生活〜健康と長寿をGETしてくださいね〜(•ө•)♡

虫食いも不揃いも全く気にはならないです。日本人の多くは外見ばかり美しく中身が汚染されていても平気で食べてるそうです。年間に7Kgの悪なる添加物を摂ってるそうです(汗)

世界では2,000種類の添加物が禁止されていますが、日本ではそのうちの187種類だけ禁止してるという、、、国。

世界でも第一位を韓国と競いあうくらいの農薬大国でもあるのだそうです。

外国からは危ない、、、と見られていても報道では安全な国〜と謳ってるのも事実のようです。

食生活で健康も病気も作るので、気をつけたいですよね。
これからも頑張ってくださいね〜(^^)v

お出会いできて良かったです〜ヽ(=´▽`=)ノ

小さいのを蒸して丸ごと頂きましたら〜たいへん美味しかったです!

家族も喜んでます。
有難うございます〜(*^^*)

このようなお客さんとさつまいもを通して交流が出来るととても気持ち良いですね。

頑張ってさつまいもを育ててよかったぁ…

 

って、心の底から思えます。

8月29日:2度目の収穫

前回試し掘りしたさつまいもが順調に育っていて、尚且つ買い主さんと巡り合うことが出来たので、これより週1ペースでさつまいもの収穫に入ります。

まぁそんな感じで気合を入れて収穫に入ったのですが、初っ端から立て続けに見事なさつまいもをフォークで突き刺してしまいました。

私の大切な商品がぁ…💦

こういったお芋さんは自分用に調理して後で食べることになるのですが、綺麗に洗わないといけないですし調理に手間がかかります。

序盤から気合十分だったのですが、これにはさすがにテンションがダダ下がりです。

気持ちを取り直して再度収穫に専念します。

2時間くらいの作業で畝1列分の収穫が完了するのですが、その頃には全身汗びっしょり。

もうくたくたです。

これくらいの作業時間で約15kgのさつまいもを掘り出せます。

9月5日:耕耘機を投入(3度目の収穫)

3度目の収穫です。

この日は、収穫の後に来年の土造りのために新調した耕耘機を試運転してみました。

毎年使っている耕耘機は実家から車に積んで持ち運んでいるのですが、かなり重くて毎回積み込む度に腰に負担がかかるので、腰痛持ちの私にはとても扱いにくい代物でした。

なので思い切って、家庭菜園用の軽量の耕耘機を購入しました。

家庭菜園用なので馬力はそれほどありませんが、この程度の広さであれば十分機能します。

バッテリー充電式でコードレスなので非常に使いやすくて便利です。

使い終わったらバッテリーだけ取り外し、折りたたんで収納ボックスに隠しておけば滅多に盗難被害に遭うこともないでしょう。(多分ですが…)

畑仕事を終えた後は、温泉に入ってリフレッシュ。1日の疲れを癒します。

9月13日:白菜が枯れてしまいました(4度目の収穫)

2週間ほど前に白菜を植えてみたのですが、無残に枯れてしまいました。

夏の暑さにやられたのに加えて虫に食われたような跡が残ってますね。

白菜栽培は難しいなぁ…

 

さつまいもみたいに、とりあえず苗を植えておけばOKというわけにはいかないようですね。

早速自宅で芽出し作業からスタートして、10月に再チャレンジです。

 

 

塚原農園さんのYouTubeチャンネルできちんと勉強したので今度は大丈夫でしょう!

 

お芋さんの方もしっかり収穫しました!

ただ、今回収穫した芋は傷が目立っています。

 

食べる分には問題ないのですが、商品としては正規の値段では販売できないですね😢
どうやらコガネムシの幼虫が食害しているみたいです。

来年の栽培ではきちんと対策を施さないといけないですね。
農業もなかなか奥が深いですね。

9月21日:秋じゃがを植えてみる!(5度目の収穫)

さつまいもを収穫し終えたところに秋じゃがを植えてみました。

我が家の畑は石の含有量が多くて農作物を栽培するには適した土壌ではないので、じゃがいもを植える前に、来年以降より良い農産物を収穫するためにも石拾いを実施しました。

これが思った以上に重労働。

所要時間約2時間。何とか畝1列分の石拾いを完了しました。

これを畑全体でやるとなると、なかなか厳しいなぁ…

 

これから芋掘りと並行して石拾いもやってかないといけないです。

ということで、今日収穫したお芋さんは少な目です。

アリの巣を掘り起こしてしまいました。

アリさんたちも頑張ってますねぇ…
私も負けてられません。

ってか、急に掘り起こしてしまって
ごめんなさい🙇💦

9月28,29日:両親と3人で収穫(6度目の収穫)

夏の暑さがようやく和らぎ、ようやくさつまいものシーズン到来といった感じです。

ここからさつまいもの収穫ペースを上げてきます。

ということで、今週は2日間に渡って収穫に励みました!!

今回は両親も参加してくれました。

両親がさつまいもを収穫してくれているので、私は先日購入した草刈り機を使って草むら整備です。

このあたり一帯は年々耕作放棄地が増えてきたため、草むらが非常に目立つようになってきました。こういった草が道路沿いにはみ出してくると車と接触して傷がついたりするので、定期的に刈り取っておかないといけません。

30分ほど刈り取ってみましたが、

劇的な変化…

 

とまではいきませんねぇ…

ツル系の草はモーターに絡みついてくるので、その都度ツルを取り除かないといけないので厄介です。

刈り取った草たちは、後日さつまいもの苗と一緒に土の中に植え込んで堆肥の仕込みに利用します。

来年は自然農法に挑戦してみたいので、それに向けての準備は今から着々と進めていきます!

 

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