旅の記録
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今週の水、木は前期選抜入試とその採点のために生徒たちは自宅学習日という名目の休日だったわけですが、入試前日の生徒たちは、「金曜日も休みだったら5連休だったのに…」とやや不安げ。

そんな生徒たちの中には、金曜日に頭痛になったり発熱したりして運よく5連休になった生徒や、頭が痛かったりお腹の調子が悪いことにして5連休を勝ち取った生徒もいたことだろうと思います。

そんな生徒たちに学校側は難色を示すわけですが、そもそも学校に来たくない生徒は来なくたっていいんです。本来、損をするのは学校を休んだ生徒たちです。

高等学校は義務教育ではなくて、表向きは生徒たちが「学校で勉強したいから来る!」ってことになっていて、我々は授業を通して生きる知恵を授けるというサービスを施しているわけです。

当然、サービスに対して授業料という形で各家庭は金銭を上納しているわけで、せっかくお金を払って学校で学べる権利を手にしているのに、その権利を自ら放棄しているわけですから、損得で言えば、学校を休んだ生徒が損をしているはずです。

とは言っても、そうはならないから学校教育は面倒くさいわけで、授業料は無償化されてるから、月々学校に支払ってるお金なんて1万円程度で、1か月の登校日を20日とすれば1日あたり500円程度。500円をドブに捨てる代わりに1日自由になれると考えれば安いもんです。

後は学校で受けている授業がどれだけ価値があるのかにかかってきますが、どうもこちらにしても将来何の役に立つのかが分からないものが少なくない。

だから、金曜日だけに限らず、結局のところ学校を休んだ生徒は得をしてしまうわけです。「ずる休み」なんて言葉がありますが、学校生活が休むのももったいないくらい有意義な時間だったら、「ずる」して得をするなんて言葉は出てこないと思います。

この1週間は登校日より休日の方が多く、生徒たちにとっては楽な1週間だったわけですが、それなりにわだかまりが残った1週間でもあります。

「金曜日が休日だったらいいのにぃ…」って、心底思った生徒たちも少なくなかったと思います。

ということで、私は生徒たちのお手本となるべく、金曜日はお休みして旅行に出かけることにしました。

正確には木、金と有給を頂いたわけですが、前期入試の採点業務はなく、金曜日は授業が入ってなかったので、問答無用で休んでやりました。

水曜日の夜から、夜行バスで横浜に向かい、早朝から3日間カプセルホテル籠りです。今回のカプセルは昨年末にお世話になったスカイスパ横浜です。

カプセルでの生活を基本としながら、時折美味しいものを食べたり、明日の授業の準備をしたりとのんびりさせてもらいました。

今日食べた、東京都中央区日本橋馬喰町にある「たいこ茶屋」ってところの海鮮丼食べ放題のお店はなかなか良かったです。

2100円で、脂ののったマグロを始めとする海鮮が50分間食べ放題。ここはまた来年関東地方にお邪魔する時に行きたいって思いました。

今は、秋葉原の安心お宿ってところに籠ってブログを更新してます。ここでお風呂に入って夜までまったりさせてもらいます。

これから深夜の夜行バスに乗って、三重県に戻るわけですが、一応到着予定時刻が朝の7時20分頃で、そっからいったん家に帰って着替えてから学校に向かいます。なかなかのタフな日程で、雪が降ったり事故が起きたりして、到着が遅れたら授業が遅れてしまうので、

無事に三重県まで帰れますように!

と祈るばかりです。

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