オンラインSHR 行方不明者多数
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生徒たちの自宅学習2日目。今日も朝からオンラインSHRを実施しましたが、今回は9名ほど不在でした。

初日が4名、内2名が寝坊で、1人が接続方法がわからず、残り1人が「そもそも参加しなくていいものだと思ってた。」とのこと。そして2日目の9名不在につながります。

おそらく2名を除き寝坊だと思いますが、自宅での早朝参加となると自ずとそのようになっていきます。そういえば、前日の夜に「明日はオンラインSHRありますか?」ってメールで質問が来たので、「あります!」と答え、翌日深夜0時に「ありがとうございます」と返信があって、そのまま不参加ってのがありました(笑)

なかなか舐められたものですが、こういうどうでもいい些細なことで、学校現場の教職員はストレスを蓄積させていきます。昔なら一発ぶん殴ってストレスを発散してもお咎めなしだったと思うのですが…

世の中にアンガーマネジメントという手法がありますが、怒りの感情を鎮めるのにも多大な精神力を要しますし、起きた事象に対する不快な感情がなくなることはありません。

そもそも、私がこのSHRの必要性をそれほど感じていないのと、時間通りに参加してくれた人を待たせるのは愚行だと思うので、不在のメンバーはほっといて連絡事項を伝えてきます。

よくよく考えてみたら、今の時代、担任からの連絡事項を聞き漏らしたとしても、友だちにメールの1通でも送れば解決できること。わざわざ40名の時間を拘束してまで伝えるべきことなど、そう滅多なことが起きない限りやってきません。

この辺が私にとってのジレンマです。私としては、連絡事項など予めクラスのグループLINEを作成してあるので、そこに文面を送付すれば済むだけのことなのですが、学校組織の一員としてはオンラインSHRなるものをやらないといけない。

特定の時間に複数の人間を集めるという時間的拘束をかけるのは非効率極まりなく、しかし、敢えてそうした時に寝坊などの不適切な理由で参加しない生徒が出現するわけで…

別に遅刻するとかは自己責任なので、ほっとけばいいのですが、そうすると貴重な時間を拘束された生徒が損をしてしまったような状態になってしまう。

そう考えていくと、遅刻した生徒を何らかの形で指導することが必要になるのですが、それが果たして指導になるのかどうか…??

本当に大切な約束事で、それを破ったのであれば、誠心誠意指導はするつもりですが、そもそも私がそれほど大切なことだとは思っていない…。結局、こういったところで行う指導は、懲罰を与えるようなものになってしまい、適切な指導からかけ離れてしまいます。

手っ取り早い解決方法が、

学校全体で行うことだから正しいことである!

と私自身に言い聞かせて、それを絶対に守る姿勢を貫くことになるのですが、結局、そういうマインドセットを基本として教育を展開してきたなれの果てが今の時代錯誤な学校現場の実態であり、全体主義に走ると思考停止に陥ってしまいます。

こういうジレンマというか、私の個性と学校の教育方針とのミスマッチが私を苦しめてきたわけで、若かれし頃は、問題の本質を整理することが出来ずに、右往左往してたものです。

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