今日は休日なので、久しぶりに三重大学アメフト部の練習に行ってきました。
先週はお休みで、先々週は試合、さらにその前の週も行ってなかったと思うので、土曜日の練習見学は、6月12日以来、約1か月振りのことです。とは言っても、6月末の平日に1回だけ夜間の練習に行ってますが…
大学構内は、コロナウイルスのワクチン接種会場になってるようで、警備員さんに出くわす度にワクチンの接種場所に誘導されるので、いちいち説明しながら駐車場に向かうのが億劫でした。
学内では、陸上部やラグビー部、サッカー部にテニス部が練習していたりと、一時に比べて活気が戻ってきたので一安心です。
今日は、久しぶりの練習なので、差し入れを持参。
尿管結石以来、まともなトレーニングが出来ていなかったので、今日はアメフト部の最後のランメニューだけ参加させてもらいました。
思っていたよりは身体が動きましたが、数年前より確実に足が遅くなっていて、現役時代より減量しているにも関わらず学生たちにスピードで全く勝てないのがとても歯がゆかったです。
年齢による衰えだとは思いたくはないのですが、果たしてトレーニングを積めば、再び20代の頃の身体のキレを取り戻すことが出来るのか…??
この辺のことはよくわかりませんが、けがをしない程度に、少しずつトレーニング頻度を上げていきます。メインの練習が終了してから特定ポジションのメンバーに技術指導を行ったので、
と思います。
部活賛成派であり反対派でもある私
アメフト部に関わる指導は、完全にボランティアで、往復の交通費など自腹ですし差し入れも自費なので、無償どころか赤字の奉仕です。これが学校現場での出来事だと、私はBDK(部活大好き先生)と揶揄されるのかもしれません。
しかし、本業の高校現場では、今までに陸上部、バスケットボール部、弓道部、ラグビー部、JRC部と、未経験のクラブ活動に配属されてきた経験があり、ルールのわからない試合をただ突っ立ってみているだけの苦痛も理解できます。
まだ、運動系クラブだったら、トレーニングメニューに参加して生徒たちと一緒にトレーニングが出来たりするので、いいのですが、完全に見てるだけのクラブ顧問だと、専門的な領域に入り込めなかったり、副顧問である立場上、生徒集団がだらしなくても、強く注意できなかったり、注意しても明らかに生徒たちに指導が入っていないことを肌に感じることが出来るので、それがストレスだったりすることがあります。生徒たちに何かしらのアプローチをかけて、人間的により良い方向に成長していく様子を見届けられることが教師の仕事の醍醐味であり魅力なわけですが、学校現場にいながらそれが一切できない苦痛…、だけならまだしも、そういう生徒たちとの関わりの中で、どうしても主顧問の指示には忠実に従い、副顧問の指示にはいい加減に対応したりと、自然と生徒たちの中で序列が出来てしまうのも精神衛生上、あまり良い状況ではありません。
主顧問が人格者であれば、まだしも、少し指導に難があったりすると…、具体的には、高圧的な指導で、生徒たちの賛同を得られないまま、強引かつ理不尽に過度な練習を強要する習慣が定着していると、顧問のいる時といない時で生徒たちの練習への取り組み方が全く違うので、副顧問である私からすると、
と思いつつも、それを適切に修正してやることが出来ません。
教育的な側面から生徒集団をどういう方向に導いてやればいいのかはわかりますが、専門的な指導は主顧問に頼らざるを得ず、この辺の折り合いがつけられないので、
と思ってしまったりすることがあります。
ということで、プライベートは部活バカの教師でありながらも、部活廃止を唱える先生方の立場も理解できるという特殊な人間です。