私を必要とする生徒は100人に1人以下
スポンサーリンク

昨日の授業で立て続けに楽天ポイントせどりでポイントを稼ぐ方法を紹介したら、今日の授業終わりに1人だけ質問にやってきました。

休み時間の数分だけしか話せないので、あまり多くはアドバイスできなかったのですが、具体的にこのタイミングでこの商品を買えば利益が出るって話をさせてもらいました。その通りに実行すれば、実際に現金相当のポイントが稼ぐことが出来るので、本来であればお金をもらってレクチャーしても良いくらいの情報です。

こうやって求めてくる生徒に対して協力するって関係性が本来は大切なんじゃないか…

と私は思う訳で、普段の授業は、日々の時間割の言いなりになって教師と生徒が、予定の教室に向かい、一方は定められたことを教え、もう一方は定められたことを教わりにくる。

そこに学ぶことの必然性はなくて、授業が退屈だったら生徒は寝るし、先生が怒らなかったり、怖くなかったら私語をして平気で授業規律を破りにきます。

教師1人で40名の生徒を相手にするのであれば、適切な場面で怒ったりして、授業規律を確保することが大切になってくるのですが、それが行き過ぎると生徒たちは心を閉ざしてしまったり、どこか暴力的になったりと、集団を締め付けることの弊害は後々形となって現れてきます。

後、何よりも先生の言いなりになることを押し付ける教育は、生徒から思考力を奪います。何をするにしても先生の許可が必要みたいな指導に慣れてしまうと、次第に自分の頭で物の良し悪しを考える習慣がなくなってしまいます。

そうした中で育った大人は、やがて自分の子どもが生まれると、あれはダメこれはダメと言って、大人のルールで子どもを縛り付け、子どもの可能性の芽を摘んでしまう。

こうして、日本式教育が悪循環するわけです。

それよりは、

今日の生徒みたいに、何かに挑戦したいってなった時に、そのチャレンジを全力で応援できる関係性を築いていく方が、自分自身が求める教育活動にマッチするなぁ…

と思った次第です。

とは言っても、そんな人に運良く巡り合うってのは至難のわざではありますが…。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事