高校教育の現場より:明日やろうはバカ野郎!
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先生今年で終わりですか!

もちろん!

無事にクラスの生徒を就職させて、最後まで頑張ってください!

おう(笑)

のようなやりとりを、今日の朝、3年生の生徒と交わしました。

嬉しいのか、恥ずかしいのか、余計なお世話なのか、どういう感情で反応したら良いのかわからなくなってしまいましたが、これは生徒なりの愛情表現だと思われるので、普通に「ありがとう!」と返しておけばよかったと、少し反省しています。

本校に赴任して3年目で、1年生をメインに担当している私は、

今年ですべての生徒と面識がある状態になったんだなぁ…

と、しみじみと感じました。

2年前から生徒たちには、

今年で辞める!

と宣言していましたが、1年の6分の1が既に経過していて、まだまだ先は長いと思いながらも、後1か月もすれば、1年の3分の1が終わります。

そう考えていくと、私に残された日数も案外少ないなぁ…

と思えてきます。

とは言っても、今は残りの日数のことばかり考えている暇もなく、ただ忙しい日々を過ごしています。来週になるとテスト週間で、授業資料を閉じたファイルの内容確認とテスト勉強中心の授業にする予定です。そのため、実験準備などの業務が無くなるので、今週を乗り越えると仕事量が一気に減少します。後もう少しの辛抱です。

しかし、とにかく今は、今日を乗り切る気力しか残されておらず、

明日の授業のことは明日考えるから、今日は休ませて!

ってなってしまいます。こうして明日の予定に意識を向けて、「どのタイミングで授業資料を印刷したり、実験の準備ができるのか?」とか、「実験に必要な物品を補充しておく必要はないか?」 というシュミレーションを怠ると、思わぬミスで翌日は、てんやわんやになってしまいます。

今日は、2,3,5限目と授業があり、2限目が3年生の化学基礎で豚足の骨格標本つくり、3限目と5限目は、1年生の科学と人間生活で、3限目はアイスをつくって、5限目はスライムをつくる実験授業になっていたのですが、1限目の空きコマに、

さぁ実験の準備だぁ!

と、準備に取りかかろうとした時に、

牛乳が残ってない!ストローを買い忘れてる!

ことに気付きます。

心配性なもので、授業時間中に校外に出かけると、

不慮の事故にあって授業に間に合わなかったらどうしよう?

とか、

道が異様に混んでて、渋滞に巻き込まれたらどうしよう?

と不安に襲われてしまうので、極力外出は控えているのですが、今行っておかないと、授業になりません。幸い牛乳とストローくらいであれば、最寄りのコンビニで揃えられるので10分もあれば何とかなりますが、

まさに明日やろうはバカ野郎!

です。見通しを立てて職務に当たらないと、こうしたミスが発生します。

忙しい時だからこそ、こういうちょっとした確認だけでも前日に行っておけば、当日、慌てふためいて非効率な時間を消費せずに済んだものを…

ということはわかっているつもりですが、今の私には明日のことを考える気力がありません(笑)

ということで、明日は3年生の授業準備が全く手つかずになっているのですが、何をするのかだけ考えて今日はお休みしますzzz

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