昨日は、誕生日のメッセージを送っていただきありがとうございました。
誕生日の朝は、ガストでブログの更新。
とてもいい天気だったので、外でゆったり歩きたい気分。
ということで、午後は市内探索を兼ねてのんびり散歩。
昨日は私の誕生日
歩きながら、今年の授業の構想や退職後の生活を思索しておりました。
よどみない晴天のもと、前向きな発想が展開できたおかげで、考えあぐねていた問題が収束の兆しをみせてくれました。
そのあたりのことにつきましては、追ってご報告させていただきます。
大学を卒業して社会に進出してから、私が今まで培ってきた能力で、社会のお役に立てるものが
・高校教育の現場において、日々展開してきた生活科学実験
に集約されてきました。
そのように自分自身の適性をとらえた時に、現職において「私の提供するサービスが生徒たちが本来求めるべきニーズに合致しなくなっている」ことを感じるようになってきました。
昨年、そして今年、この時期になると、
どうして今年先生の授業がないの??
と、ありがたいことを言ってくれる2年生の生徒がちらほら現れます。
主に1年生の授業を担当しているので、2年生、3年生の授業を持つことが基本的にありません。そのような事情から、このような声を貰います。
これについては、素直にうれしく
私もいよいよこのレベルにまで成長できたか!
と、自分自身の成長を誇らしく思う所存でございます。
しかし、私が抱く理想的な世界においては、
今日は液体窒素でアイスクリームを作ります!
今回は電気を流してパンを作ります!
と、授業のテーマを告知した時に
それ中学校でやった!
とか、
小学校、中学校でやったから、それ3回目!
という、声が聴こえてくる‥‥
というか、聴こえてこなければならない!
そのような想いがあります。
しかし、現実世界においては、
私の授業に満足してくれる生徒たちの姿がある。
微笑ましい気持ちの中に、日本の教育の理科離れの深刻さが影を潜めてしまい、私は、複雑な感情を抱いてしまいます。そのような心情を抱きながら、変わらぬ日常と対峙するうちに、「自分自身が変わらなければならない」という気持ちが強くなってきたのが、ここ数年。来年の誕生日を迎えるころには、学校現場を離れた存在になっていることと思いますので、教員生活14年の集大成を皆様に披露すべく、残りの1年間、悔いのないよう精進いたします。