高校教育の現場より:HR役員の選出は電子黒板とネームプレートの合わせ技!
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HR役員の選出は電子黒板とネームプレートの合わせ技

昨年度の後半に電子黒板が設置されました。

新型コロナウイルスの感染予防のために導入が前倒しになったという話があるようですが、私はすでに自前のプロジェクタを持参して授業を行っていたので、

電子黒板など10年遅い!

電子黒板より一人一台タブレットを支給してオンライン授業を実現せよ!

と、斜に構えていました。

しかし、各教室に1台あると便利ですねぇ。何といっても、わざわざプロジェクタと延長コードを教室に持っていかなくていいのが楽です。大きな荷物が減った分、代わりにPCやタブレットを持参するようになったので、映像コンテンツの演示バリエーションが広がります。

 

そんな電子黒板を利用して、昨日はホームルーム役員の選出をしてみました。ホームルーム役員というのは、室長、副室長、書記、会計・・・とクラスの運営に関わる役職です。

この選出業務にも慣れてないと

室長がなかなか決まらない。どうしよ…⁇  ソワソワ…⁇

と、経験値の低いクラス担任を悩ませる問題の種になりかねません。

私は、クラス運営に不平等が出ないように、

クラス役員に選出された人は日直の仕事を免除!

した上で、

最初に立候補を募り、役員が決定しなければくじ引きで選出

という進行形態にしています。そうすると、役員選出に要する時間が大体予測できるので、その後の予定など見通しが立てやすくなります。

今までは、休み時間早々に教室に繰り出して、黒板に役員名と選出人数を書き込む作業が必要だったのですが、電子黒板を使えば、その必要がありません。(授業時間が始まってから、書き始めると生徒たちに空白の時間が生まれるので、非効率的な時間は極力排除します。)

事前にパワーポイントなど、プレゼンテーションアプリで作成した画面を映すだけ。

スライド作成にはGoogleスライドをお勧めします。Googleスライドで作成したデータは自動的にGoogleドライブに保存されます。Googleドライブのデータはスマートフォンから容易にアクセスできるので、後はプロジェクタとペアリングする機器さえあれば、簡単に上映することができます。

私はiPhone(11pro)を使ってますが、iPhoneだと、こちらの商品がおすすめです。

これをHDMI 接続端子に繋ぐと、iPhone画面を電子黒板に無線状態で反映できます。

(モバイルバッテリーかUSB端子付きのコンセントプラグで電源を確保する必要があります。)

 

上映したら、後は選出するだけです。

Wi-FiネットワークをMirroring5Gの端末に設定し、画面右上よりスワイプしてコントロール画面から画面ミラーリングを選択すれば設定完了です。

ネームプレートと併用すると、きれいな表が完成します。後は、スマートフォンで写真撮影して記録に残しておけば完了です。

スライド表示画面の状態で、電源ボタンを押すと、スライド表示のままホーム画面に切り替わります。この状態から右下のカメラボタンを長押しすると、写真撮影できます。

意外と生徒たちが積極的に志願してくれたので、すんなりと決まってしまいました。

さすが3年生。選出時間は10分程度でしょうか⁇

1限目の対面式が8時40分に始まり、それが終了してクラス役員の選出が始まったのが9時過ぎのこと。

それが終了したら、後は休憩時間。

と、宣言していたので、生徒たちに元々の10分に加えて30分も休憩時間を与えてしまいました。3限からのテスト勉強に励む生徒、友人と談笑して過ごす生徒、ひたすらゲームしている生徒、各々の時間を有意義に過ごしてました。私も、この時間を利用してクラスの掲示物をペタペタ貼ったりと、細々とした業務を処理していきました。

やるべき事をスムーズに処理できると、お互いにWinWinな関係が生まれて良いですねぇ。

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