はじめに それでは前回に引き続き、今度は3つの式を見ていきます。 □前回の記事↓↓ 単振動の解釈について ↑↑↑動画による解説はこちらをご確認ください。 単振動と運動方程式 まずはV。これは円運動の速さです。次にα。これは円運動の加速度です。私たちは、円運動の速度や加速度については式を持っています。v=rω、加速度はr...
はじめに 今回のテーマは、単振動です。 単振動というと、ばねの先におもりがついていて、それが揺れる様子というか、振動する様子を考えていくんですが… 実は、その単振動現象というのは、必ずしも「ばね」だけではありません。ちょっと想像してみてください。 例えば、厳密には水の粘性とかが入ってしまうのですが、魚釣りをする時の浮き...
はじめに それでは、今から実際に万有引力にまつわる問題を解いていきます。 □万有引力の復習はこちらを参照してください↓↓ 今回取り扱う問題は、重要問題集の49番、ケプラーの法則の問題です。 ※問題文を掲載すると著作権に抵触するため、重要問題集をお持ちでない方は書店等でお買い求めください。 重要問題集の49番、ケプラー...
はじめに 今回は万有引力の問題を解くためのポイントを確認していきます。 万有引力の問題の解法は、結論から先に言ってしまうと、物体がとる軌道によって解法が決まってきます。まずはそういったところの確認を行ってから、実際に問題を解いてみようと思います。 これから確認するポイントは3つあります。 3つのポイント ①:地...
はじめに それでは、万有引力に続いて、もう一つやっておかなければならないことがあります。 それが、万有引力による位置エネルギーというものです。 これはかなり難しい内容です。 万有引力による位置エネルギー このように書くことができます。 これは計算式です。万有引力の式をrで積分しただけであることを知っておくと覚えやすい...
はじめに それでは、次の主役はケプラーからニュートンに移ります。 万有引力の法則 万有引力の法則。「よろず」のものが「ゆうする」引力と書きます。 互いに質量がある物体は、引き合うという法則です。 例えば、ここ(左側)に質量Mの物体があります。 そして、ここ(右側)に質量mの物体があるとします。 中心から中心ま...
はじめに 今回は、万有引力の世界というものを取扱っていきます。5つ目の主題で円運動について行いましたが、その時に、ニュートンはアリストテレスと違って、 地上界も天上界も同じなんだと、りんごが落ちるように月もおちるんだ! というような、とても画期的な考察に辿り着き、そして円運動を解析していったわけですねぇ。 この円運動が...
はじめに それでは、前回の問題演習の続きの解説を行っていきます。 今回は、重要問題集47番「鉛直面内の円運動の問題」の(4)からですね。 ここまで来ると、後は容易に問題が解けるようになってきます。 ※問題文を掲載すると著作権に抵触するため、重要問題集をお持ちでない方は書店等でお買い求めください。 【後編】鉛直面内の...
はじめに 前回の円運動の問題演習に引き続き、もう一題だけ円運動に関わる問題を解説します。 ■前回の解説問題 今回の問題は、重要問題集47番の鉛直面内の円運動の問題です。 この前の円錐振り子の問題では、 円運動は円の中心方向に落ち込む運動である… という所から、運動方程式へと力の関係式に持ち込んでいきました。...
はじめに 今回は円運動にまつわる問題を実際に解説していきます。 回るという意味を持つ速さ、中心に落ち込むという加速度、そして加速度がrw2とかv2/rという表記を持つといった意味を理解する。 ■前回までの復習 そして、力の関係式を立てるにおいて遠心力を乱用しない。 使ってはいけないということではないですよ。 ...