いじめの認知より生徒理解!
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今日が3年生の学年末考査の最終日。
毎年、クラス担任は年度末に教室のワックスがけを行わないといけないので、早速準備に取り掛かりました。

生徒たちに机といすを外に出してもらって、まずは教室の清掃です。
机のない平らな床の上では、ロボット掃除機が大活躍です。

明日の空きコマにワックスをかけて、机椅子の搬入は生徒たちに手伝ってもらう予定です。

今日の打ち合わせで、「いじめアンケートを行います!」って告知があって、生徒と教員の両方が所定のアンケートに回答するわけですが、

教員のアンケートって役に立ってるのかな??

って疑問に思います。

気になる生徒はいるけども、いじめられてるわけじゃなくて、特別な配慮が必要な生徒で、保護者の賛同と協力を求めながら生徒の特性の把握に努めて、得られた情報を教員に共有したり、場合によっては生徒たちに理解を求めるアプローチが必要になってくるのですが、こういう特別支援的な行動がうちの学校にはほとんどない。

動き始めるのは、いつも問題が明るみになってから。

特定の生徒が、内に秘めた欲求不満を暴力などの有形力の行使によって発散してから動き始めるのでは遅いと思いますし、悩みやストレスを内に秘めて耐えるタイプの生徒の場合だと、ずっと生徒が抱える問題に気付かないまま、気付けば不登校になってしまってたり、自殺してしまったりって結果になってしまいます。

結局、こういった問題への対応は担任が背負い込まないといけなくなって、担任の力量によってその後の結末が変わったりするし、いずれにしても、そういった生徒への対処はものすごく時間がかかるので、担任外の先生との勤務内容に差が出てしまう。

結構、多くの生徒が学校生活…というか日々の授業にストレスを感じている中で、価値観の違う生徒と空間を共にしていると、どうしても軋轢が生じてしまいます。

いじめなんてものは、「生徒全員が学校生活が楽しい!」って思えたら起こらないと思うのですが、

「いじめを許さない!」とか言うのであれば、

もっと有意義な授業をしよう!

と言いたいところですが、それも難しいことです。

とりあえず、私はギブアップです。

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