【1vs40の理科実験】食べられるスライムをつくろう。
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はじめに

今回は、スライム製作を通して、高分子化合物の結合様式を確認します。化学的処理を施すことによって、物質の硬さなどの物性を変化させていることを授業を通して体験的に理解します。尚、今回は食品を使用したスライムになりますので、小さなお子様が誤って口の中に入れてしまっても心配ありません。

食べられるスライムをつくろう。

準備物()内は10セットの必要数
プラスチックケース1個(10個)、電子天秤1台(10台)、水もしくは牛乳100mL(1L)、きなこ適量(※1)、さとう14g(140g)、片栗粉14g(140g)、耐熱グラス1個(10個)、紙コップまたはプラスチックのコップ2個(20個 ※2)、紙皿1枚(10枚)、計量用スプーン1本(10本)、飲食用紙コップ4個(40個)、飲食用スプーン4本(40本)、洗浄用スポンジ1個(10個)、洗浄用ステンレスたわし1個(10個)、アルコールランプ、アルコールランプ用スタンド、アルコールランプ用金網、授業資料1枚(40枚)、授業用スライド1枚

※1:きなこは試食の時に、スライムにふりかけて食べると味が良くなるので、有ると便利ですが必ず必要なものではありません。

※2:砂糖と片栗粉は、今回コップに取り出しておいて、各テーブルで計量出来るようにしてますが、教卓など広いスペースに電子天秤を並べて、そこで直接計量する場合は必要ありません。

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事前準備

プラスチックケースに、電子天秤、紙皿、片栗粉と砂糖(※)を入れたコップ、耐熱グラス、計量用スプーン(人数分)、飲食用の紙コップとスプーン(人数分)、洗浄用スポンジとステンレスたわしを入れます。

これを1セットとして10セット準備します。

※複数グループで実施する場合は、片栗粉と砂糖は、多めにコップに入れておいて、各テーブルで片栗粉と砂糖を計量できるようにしておきます。全ての材料を教卓に並べて持っていくようにすると、教卓周辺が混雑します。


アルコールランプとスタンド、金網は、各テーブルにセットしておきます。

水と牛乳を教卓においておきます。

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実習

授業資料配布および語句の記入と本時の説明

資料の空欄に語句を記入しながら、生徒たちに今日の実習内容を大まかに把握してもらいます。語句の記入が終わった生徒がちらほら現れたら、プラスチックケースに入った実習セット取りに来るように指示を与えます。
(ここで、語句の記入が終わっていない生徒と終わった生徒との時間調整をします。)

材料の調整

各グループ生徒1名、耐熱グラスを持って、水もしくは牛乳を100mL持って行くように伝えます。

残った生徒たちに、電子天秤と計量スプーンを使って、砂糖と片栗粉を14gずつ紙皿に測りとるように伝えます。

測りとった砂糖と片栗粉を耐熱グラスに入れて、計量スプーンでよくかき混ぜます。

アルコールランプに点火して材料を加熱する。

アルコールランプのふたを外して、加熱の準備をするように伝え、準備ができたグループから火をつけていきます。

加熱時間は10分弱です。
液体が沸騰する直前に固まり始めるので、加熱しすぎて焦がさないように注意してください。

液体が粘り気が出てきたら固まってきます。液体が固まり始めたら火を消して、計量スプーンでよくかき混ぜます。

試食と後片付け

計量スプーンを使って、飲食用の紙コップにスライムを取り分けます。
必要に応じてきなこをまぶして試食します。

飲食用の紙コップとスプーン、紙皿は、可燃ゴミとして処分します。
耐熱グラスは、洗浄用スポンジとステンレスたわしを使ってよく洗います。
※ステンレスのたわしは、グラスにこびりついた焦げを磨くのに利用します。

 

 

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